御指摘のとおり、NHKには、やはりコンテンツの質と量を確保しながら視聴者の満足を最大限高めていくということが必要であって、そこでは視聴率だけではなくて、視聴者の本当の反響、あるいは番組審議会という審議会がございますが、そこでの識者の御意見、あるいは質的な評価指標など、どんなふうにNHKの番組が見られているか、常々把握しながらやっていかなきゃいけない。視聴率はその指標のごく一部、一つだというふうに認識してございますが、いずれにしても、様々な観点で視聴者に対する受け止めを多面的に評価しながら、それを番組に生かしていくということが大事だと思います。
最後にちょっとおっしゃっていただいた国会中継でございますけれども、委員は経済理論によく精通されている方だからお分かりと思いますが、国会中継は、形式的にそれを中継するコストというのはそんなに高くないです。ただし、国会中継をするたびに蹴飛ばしている、例えば相撲中継とか定時のニュース番組というのは、元々それを見たいと思っている視聴者にとっては、それがなくなっちゃうということです。こういうのは、国会中継の、言ってみれば機会費用が高くなっているということで、国会中継というのは決して安いものではないと私は思います。
それでも、やはり国会でどういう議論がなされているかというのは、国民にとって非常に大事なことなので、NHKとしては万難を排して国会中継をやっていきたいということでございまして、いずれにしても、国会中継を含め、ニュースなどの報道番組、文化、娯楽、スポーツ、多彩な番組を編成しながら、国民の幅広い関心と期待に応えていきたいというふうに考えております。
97
高井崇志(れいわ)
委員長のその言葉を信じたいと思います。委員長のこれまでの経歴とか実績も拝見しました。そういったことを必ず実行してくださる方だと信じていますので、よろしくお願いいたします。
それでは、残りの時間、受信料制度について伺いたいと思います。
私は実は、大学生のとき、四年間、NHK受信料の集金のアルバイトで生活させてもらっていました。なので、NHKの受信料には大変な思い入れがあります。やはり払っている人と払っていない人がいるのは不公平だということをずっと言ってきました。だから、義務化した方がいいんじゃないかと。
BBCとか、世界は結構義務化している国は多いん…
この発言のページ
98稲稲葉延雄日本放送協会会長
今ほどおっしゃられた受信料の徴収に係る、言ってみればNHKの営業の実務、実態について、私、いろいろ御批判等がおありになると承ってございます。一つ一つそれらについて、どういうやり方が適正か、今後とも見直していく余地というのはかなりあるというふうに思ってございます。
思っているということを前提に、しかし、現状どうしても、受信料制度についての基本的な考え方はと問われましたら、私としては、公共放送NHKが、公共の福祉のために、あまねく日本全国に豊かでよい番組をお届けすることを、基本的に役割を担っているわけですが、そのための財源の在り方として、報道機関であるNH…
この発言のページ
99
高井崇志(れいわ)
総務大臣、結構です。もう時間がないので。
最後の質問に行きたいと思います。
私、提案なんですけれども、これはもう答えは要りませんけれども、十一月二十三日の産経新聞で、砂川教授、よく出てくる立教の教授ですけれども、新しい収益源として、アーカイブを活用した有料サービスというのを提案しています。タレントやグループの名前を入力すると、過去の出演番組を簡単に見られる有料サービス、NHKの持つ膨大なアーカイブ資産を活用することで収益にする。本当にいい案だと思います。
とにかく、NHKの最大の魅力はアーカイブですよ。あれだけの作品が残っている。でも、これを、やは…
この発言のページ
- (上の発言)
100稲稲葉延雄日本放送協会会長
御指摘のとおり、NHKには、やはりコンテンツの質と量を確保しながら視聴者の満足を最大限高めていくということが必要であって、そこでは視聴率だけではなくて、視聴者の本当の反響、あるいは番組審議会という審議会がございますが、そこでの識者の御意見、あるいは質的な評価指標など、どんなふうにNHKの番組が見られているか、常々把握しながらやっていかなきゃいけない。視聴率はその指標のごく一部、一つだというふうに認識してございますが、いずれにしても、様々な観点で視聴者に対する受け止めを多面的に評価しながら、それを番組に生かしていくということが大事だと思います。
最後にちょっとおっしゃっていただいた国会中継でございますけれども、委員は経済理論によく精通されている方だからお分かりと思いますが、国会中継は、形式的にそれを中継するコストというのはそんなに高くないです。ただし、国会中継をするたびに蹴飛ばしている、例えば相撲中継とか定時のニュース番組というのは、元々それを見たいと思っている視聴者にとっては、それがなくなっちゃうということです。こういうのは、国会中継の、言ってみれば機会費用が高くなっているということで、国会中継というのは決して安いものではないと私は思います。
それでも、やはり国会でどういう議論がなされているかというのは、国民にとって非常に大事なことなので、NHKとしては万難を排して国会中継をやっていきたいということでございまして、いずれにしても、国会中継を含め、ニュースなどの報道番組、文化、娯楽、スポーツ、多彩な番組を編成しながら、国民の幅広い関心と期待に応えていきたいというふうに考えております。
101
高井崇志(れいわ)
高い出演料を払ってバラエティー番組なんかやらなくていいんですよ。そういうのをやめて国会中継をやっていく。相撲をやめろなんて言っていませんから。是非、相撲だって幕下とかまで流すじゃないですか、委員会も流してくださいよ。
以上です。終わります。
この発言のページ
102
佐藤英道(公明)
次に、杉本和巳君。
この発言のページ
103
杉本和巳(維新)
日本維新の会の杉本和巳です。
今、高井委員から幾つかの提案があって、党は違いますけれども、やはり、物価高の折にあって、NHKの受信料、これは値下げを条件に義務化するというのは、我々与野党を超えて考えることができるんではないかなと高井さんの御提案を聞きながらつくづく感じましたので、冒頭申し上げさせていただきたいと思います。
また、視聴率についても、私は、BS世界のドキュメンタリーとかNHKスペシャル、大好きでございますので、本質的にはNHKの大ファンでありますから、応援団でありますから、そういった意味でも、視聴率狙いの番組というものは、一線を画していた…
この発言のページ