一方で、洪水予測の前提となる雨量予測の精度はどうかという観点で質問したいと思います。
気象庁における雨量予測技術については、「二〇三〇年の科学技術を見据えた気象業務のあり方」に二〇三〇年線状降水帯予測高度化目標も提示されております。また、線状降水帯予測精度向上ワーキングチームが計十回開催されておりまして、様々な指摘がなされております。また、第一次国土強靱化実施中期計画における目標も設定されている状況にあります。
この点、先ほどもお話に出ましたけれども、令和六年度における線状降水帯に関する半日前予測について、運用開始前の想定に比べて適中率も捕捉率もいずれも低い状況にあります。適中率については八十一回中八回、約一〇%、捕捉率については二十一回中八回、約三八%ということでございます。
現に、先ほど来申し上げている過去最大規模になった山形の昨年の水害、七月二十五日に起こりましたけれども、これも見逃しというふうになっております。七月の前後、八月に岩手、秋田で水害がありましたけれども、線状降水帯が発生しましたけれども、こちらも同様に見逃されております。この半日前予測が現状どうなっているのかということも関心事としては高くございます。
こうした東北エリアを中心に線状降水帯が発生していること、つまり、線状降水帯が発生する条件の分布に地域特性が見られることを踏まえ、令和七年度は機動的な水蒸気予測を日本海側にも拡充するとされております。また、スーパーコンピューター「富岳」の活用による予測を強化してきた、更にしていくとの理解でありますけれども、この洪水予測の前提となる雨量予測技術についてどういった立ち位置、進捗状況にあるのか、取組も含めてお伺いしたいと思います。
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冨樫博之(自民)
次に、菊池大二郎君。
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菊池大二郎(国民)
国民民主党・無所属クラブの菊池大二郎でございます。
金子大臣におかれましては、御就任おめでとうございます。そしてまた、副大臣、政務官の皆様方にも、御就任、心から祝意を表したいというふうに思います。
一方で、先ほど来ございますけれども、昨日、熊本県阿蘇地方で大きな地震が発生をしたということで、私もその後いろいろと状況を見ておりますけれども、非常に複数回余震が発生をしている、そしてまた、気象庁の方からも、また今後大きな地震が起こる可能性があるというような注意喚起もされております。その点も含め、大臣とは、先日まで災害そして復興特別委員会でも、私も同僚の鳩山…
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81林林正道国土交通省水管理・国土保全局長
お答えいたします。
今回の法改正で創設する特別警報、これを発表する対象である流域面積の大きい河川で運用する新しい洪水予測システムでは、水位計などの観測網の充実、予測を短時間で行うための計算方法の工夫、そして上流や支川などに洪水予測を行う範囲を拡大、流域からの河川の流入量の精緻化、これらを進めたことにより、本川と支川の合流点も含め洪水予測の精度が向上しています。
一方、内水氾濫については、このシステムとは別に、降雨等の気象の予測に基づき予測を行い、気象庁が市町村ごとに発表する大雨警報等の中で警戒を呼びかけていくこととしてございます。
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- (上の発言)
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菊池大二郎(国民)
一方で、洪水予測の前提となる雨量予測の精度はどうかという観点で質問したいと思います。
気象庁における雨量予測技術については、「二〇三〇年の科学技術を見据えた気象業務のあり方」に二〇三〇年線状降水帯予測高度化目標も提示されております。また、線状降水帯予測精度向上ワーキングチームが計十回開催されておりまして、様々な指摘がなされております。また、第一次国土強靱化実施中期計画における目標も設定されている状況にあります。
この点、先ほどもお話に出ましたけれども、令和六年度における線状降水帯に関する半日前予測について、運用開始前の想定に比べて適中率も捕捉率もいずれも低い状況にあります。適中率については八十一回中八回、約一〇%、捕捉率については二十一回中八回、約三八%ということでございます。
現に、先ほど来申し上げている過去最大規模になった山形の昨年の水害、七月二十五日に起こりましたけれども、これも見逃しというふうになっております。七月の前後、八月に岩手、秋田で水害がありましたけれども、線状降水帯が発生しましたけれども、こちらも同様に見逃されております。この半日前予測が現状どうなっているのかということも関心事としては高くございます。
こうした東北エリアを中心に線状降水帯が発生していること、つまり、線状降水帯が発生する条件の分布に地域特性が見られることを踏まえ、令和七年度は機動的な水蒸気予測を日本海側にも拡充するとされております。また、スーパーコンピューター「富岳」の活用による予測を強化してきた、更にしていくとの理解でありますけれども、この洪水予測の前提となる雨量予測技術についてどういった立ち位置、進捗状況にあるのか、取組も含めてお伺いしたいと思います。
83野野村竜一気象庁長官
お答え申し上げます。
線状降水帯は一たび発生すると大規模な災害の危険性が急速に高まる現象でございまして、国民の生命や財産を守るため、その予測精度向上について、有識者から成る線状降水帯予測精度向上ワーキングでの御意見も踏まえながら、庁を挙げて取組を強化、加速しているところでございます。
今年度も、委員御指摘のようないろいろな取組を導入いたしました。その結果、昨年度は、御指摘のとおり、余りよろしくない成績でございましたけれども、今年度は、今年十一月十四日時点で、その結果につきましては、線状降水帯発生の半日程度前からの呼びかけを行った事例のうち実際に発生し…
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菊池大二郎(国民)
捕捉率について、七一・七%ですか、高まっているという話がありましたけれども、この捕捉率というのは、情報発信をして、呼びかけるところが大きくなればなるほど確率は高くなるわけでありますので、やはり適中率を上げていくということが極めて重要なんだろうというふうに思います。
この点、先ほど来、大臣とは特別委員会で御一緒させていただいた、御指導いただいたという話がありましたけれども、九月に私も国民民主党の理事として、立憲民主党の当時筆頭理事でありました近藤衆議院議員と小熊慎司衆議院議員と一緒に団を組みまして、欧州の方に災害の視察をさせていただきました。イタリアのラ…
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金子恭之(自民)国土交通大臣
菊池委員には、大臣就任直前まで東日本大震災復興・防災・災害特別委員会の非力な委員長をお支えいただきまして、心より感謝を申し上げたいと思います。
また、水災害とは違いますが、昨日、熊本で地震が発生をいたしました。九年前の熊本地震の体験も踏まえまして、しっかりと、これから起こることに対する備え、国土交通省には気象庁もございますし、また関係部署、熊本県や地元自治体、そして九州地方整備局や地元の国道、河川事務所等々も含めて、万全の体制で備えてまいりたいというふうに思います。
私の地元は日本三大急流の球磨川が流れております。また、委員の御地元には最上川が流れて…
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