それでは、使用済みMOX燃料はどこで再処理をしますか。六ケ所村ですか。ほかの場所ですか。お伺いいたします。
佐原若子 (れいわ新選組)
2025年11月26日・第219回国会 衆議院 経済産業委員会 第3号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 48 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 122 発言)
前後のやりとり
原子力基本法において、原子力利用は、平和の目的に限り、安全の確保を旨として、民主的な運営の下に、自主的にこれを行うものとしております。
自衛隊の艦艇の推進力としての原子力の活用については、これまでも議論があったものと承知をしておりますが、エネルギー政策の観点から原子力政策を所管している経済産業省としては、その点についてお答えすることは差し控えたいと思います。
そうですよね。そういうことになると思いますが、でも、私たちは、やはりまず政治家は、日本国内の国民を守るということを第一義的に考えていかなければならないと思います。ありがとうございました。
では、次に、エネルギー政策に関連する質問に移ります。
十一月十七日、フランスから、関西電力が所有する高浜原発用のMOX燃料が到着しました。日本では使用済核燃料は全量再処理を基本としていますが、使用済みMOX燃料についても同様に全量再処理とするのでしょうか。お伺いいたします。
お答え申し上げます。
我が国は、高レベル放射性廃棄物の減容化、有害度の低減、資源の有効利用などの観点から、核燃料サイクルの推進を基本的方針としております。このため、使用済みMOX燃料につきましても、再処理することが基本的方針と考えております。
こうした国の方針を踏まえて、各原子力事業者におきましても、使用済みMOX燃料についても再処理する方針を示して、原子炉等規制法に基づく設置許可を取得しているものと承知しております。
- (上の発言)
それでは、使用済みMOX燃料はどこで再処理をしますか。六ケ所村ですか。ほかの場所ですか。お伺いいたします。
お答え申し上げます。
使用済みMOX燃料につきましては、日本原子力研究開発機構の東海再処理施設、あるいはフランスのオラノ社のラアーグ再処理工場で試験的に再処理を実施した実績があり、技術的には再処理が可能だというふうに承知しております。
一方で、商業用の再処理施設での再処理を実現する上では、使用済みウラン燃料に比べてプルトニウムが多く含まれるため硝酸に溶けにくいなどの課題があり、現在、その克服に向けた研究開発を進めているところであります。
このため、現時点で再処理を行う場所を具体的に決める段階にはございません。
分かりました。
私、フランスのラアーグに行ったことがありまして、そこで怒れる母たちという方が、ここの子供たちが白血病になったのはあなたたち日本人のせいだからねというふうに言われました。まさにそれを、毒性の高いMOX燃料をそこにまた委託するわけですよね。原発というのは、やはり余り人を幸せにしませんねと思います。
それでは、時期や規模というのは検討が進んでいるわけですか。
お答え申し上げます。 使用済みMOX燃料の再処理につきましては、二〇三〇年代後半を目途に技術を確立するべく研究開発を進めている段階でありまして、繰り返しになりますけれども、現時点で再処理を行う場所を具体的に決める段階ではございません。 本年二月に閣議決定した第七次エネルギー基本計画では、国際連携による実証研究を含め、二〇三〇年代後半を目途に技術を確立するべく研究開発を進めるとともに、商業用施設での再処理技術の研究開発を進めるに当たっての想定として、開発成果を六ケ所再処理工場に適用する場合を想定し、許認可の取得や実運用の検討に必要なデータの充実化を進め…