青山繁晴 (自由民主党)環境副大臣

2025年12月5日・第219回国会 衆議院 環境委員会 第3号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 92 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 104 発言)

お答えします。

北野裕子委員の御質問は、熊問題で効率的な解決策が模索されているときでありますから、僭越ながら、非常にタイムリーな御質問であると思います。

その上で、委員御指摘のとおり、平成十年、一九九八年、だから、二十五年ぐらい前ですけれども、当時の橋本行革のときに、おっしゃるとおり、林野庁と、当時はまだ環境庁でありましたが、環境庁との統合をして、環境省にするという議論が実際に行革会議などでなされました。

ただ、林業の立場からしますと、例えば、針葉樹中心の方が効率がいいです。切りやすいですし、使いやすいですよね。でも、自然保護でいうと、広葉樹も取り入れてというか、残していきたいということになりますから、多少の立場の違い、むしろ貴重な立場の違いでありますから、それを大切にして、統合はしなかったわけです。

ただ、統合が議論されたことをむしろよききっかけとして、その後、その三年後に環境省ができた後も、林野庁とは実際によき連携がありまして、例えば、屋久島にヤクシカという鹿がいますけれども、この鹿も、熊やほかの鳥獣と同じように個体数管理が必要ですけれども、それぞれ、環境省と林野庁の立場の違いをむしろ活用して、適切な個体数管理を行っているわけです。

したがって、少なくとも現時点におきましては、統合よりも、むしろ違う立場をお互いに尊重して、連携する方が有効だと考えておりますので、現時点では統合は検討しておりません。

ありがとうございます。

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