先ほど大臣がおっしゃられた一人一人の隊員の御家族まで含めたやりがい、また、大切にしてくれるという、そういったものを言葉にするのは大変なことだと思うんですが、見えないものでは文化はできませんので、どうか、今年度中の取りまとめということで御苦労があるかと思いますが、現場のお声もしっかり聞いていただいて、明文化作業を進めていただければというふうに思います。
次の質問に移ります。自衛官のキャリア形成についてお伺いします。
自衛官の勤務環境の改善に向けた土台となる、先ほどの組織文化の醸成、改革をいかに具体的な制度、仕組みとして落とし込んでいくか、そこで自衛官のキャリア形成。基本方針では、新たな任期制士の創設や自衛隊奨学生制度の拡充、一般隊員の定年引上げ、入口から現役時代、退職後に至るまでのキャリアの道筋を組み替えていくという方針が示されています。
しかし、これは私が、大変申し訳ないんですが、直接お伺いした声ではないんですが、あるところからは、現場からはなかなか組織の中で自分がどのようにキャリアを歩んでいくのか描けない、また、任期制から先の道筋、専門性を生かした昇任や配置の仕組みが分かりづらいといったお声もあるそうです。給与法改正を長期的なキャリアの魅力につなげていくかが問われております。
そこで、政府参考人に伺います。組織への貢献やリーダーシップ、専門性の発揮がどのようなキャリアの選択肢につながるのかを隊員が具体的に描けるようにすることが、長期的なエンゲージメント向上には不可欠であります。自身の貢献度を適切に評価させ、そして、その結果を踏まえたキャリア面談やキャリアプランの提示、こういったものをどのように支援また評価していくのか、御見解を伺います。
90
小泉進次郎(自民)防衛大臣
初めての委員会での御質問ということで、ありがとうございます。
まず、自衛隊・防衛省の組織文化、どのような理念で進めるかということでありますが、防衛力の根源は人であり自衛隊員である、そしてまた自衛隊を支える御家族の皆さんの存在、これを大切にするということが私は物すごく大事なことだと思っています。
隊員一人一人が働きがいを感じられる環境を構築すること、そして、部隊の精強性を確保していく上で、隊員の職務に対する自発的な貢献意欲、最近ではエンゲージメントの高い組織づくりというふうに言われますけれども、それを推進していくことが不可欠だと思っています。
また、…
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91山山口良治(公明)
大変に大切なお話をいただきました。国防を担う自衛官こそ組織の最も重要なものであり、人中心の組織、人を大切にする組織、私も本当に大事だと思います。
それでは、具体的に防衛省としてこれまでの組織文化をどのように評価し、また今後この組織文化をどう改革していくのか、取組また今後のスケジュール感も含め、政府にお伺いします。
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92廣廣瀬律子防衛省人事教育局長
お答えいたします。
顕在化する新たな戦い方や一般社会における労働に対する価値観の変化に合わせて、人の組織である自衛隊も変革していく必要があり、昨年末に関係閣僚会議において策定された基本方針に基づき、例えば、エンゲージメントの高い組織づくりのために必要と考える自衛隊が組織として目指す方向に関しまして、令和七年度中の明文化に向けて本省において議論を重ねて方向性を検討した上で、より実効的なものとなるよう、部隊等の意見を取り入れるため、部隊等への意見照会、現場の隊員からのヒアリングの実施、また、組織に対する隊員の貢献意欲、隊員相互間の信頼関係などを計測するエン…
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- (上の発言)
93山山口良治(公明)
先ほど大臣がおっしゃられた一人一人の隊員の御家族まで含めたやりがい、また、大切にしてくれるという、そういったものを言葉にするのは大変なことだと思うんですが、見えないものでは文化はできませんので、どうか、今年度中の取りまとめということで御苦労があるかと思いますが、現場のお声もしっかり聞いていただいて、明文化作業を進めていただければというふうに思います。
次の質問に移ります。自衛官のキャリア形成についてお伺いします。
自衛官の勤務環境の改善に向けた土台となる、先ほどの組織文化の醸成、改革をいかに具体的な制度、仕組みとして落とし込んでいくか、そこで自衛官のキャリア形成。基本方針では、新たな任期制士の創設や自衛隊奨学生制度の拡充、一般隊員の定年引上げ、入口から現役時代、退職後に至るまでのキャリアの道筋を組み替えていくという方針が示されています。
しかし、これは私が、大変申し訳ないんですが、直接お伺いした声ではないんですが、あるところからは、現場からはなかなか組織の中で自分がどのようにキャリアを歩んでいくのか描けない、また、任期制から先の道筋、専門性を生かした昇任や配置の仕組みが分かりづらいといったお声もあるそうです。給与法改正を長期的なキャリアの魅力につなげていくかが問われております。
そこで、政府参考人に伺います。組織への貢献やリーダーシップ、専門性の発揮がどのようなキャリアの選択肢につながるのかを隊員が具体的に描けるようにすることが、長期的なエンゲージメント向上には不可欠であります。自身の貢献度を適切に評価させ、そして、その結果を踏まえたキャリア面談やキャリアプランの提示、こういったものをどのように支援また評価していくのか、御見解を伺います。
94廣廣瀬律子防衛省人事教育局長
お答えいたします。
自衛隊の任務が多様化、複雑化する今日において、自衛官に期待される資質として、高い知識や専門性、判断力、技術を備えた多面的な能力が求められるようになっております。こうした変化を踏まえれば、多様で質の高い人材を確保することはますます重要となっております。
キャリアパスにつきましては、当然、組織全体としての人材の需給を踏まえて決定されることとなりますが、可能な限り個々の隊員の適性や意向を踏まえ、受けた教育や勤務の内容が生かせるようなキャリアパスを歩ませることとしております。
特に、高い専門性を身につけた人材につきましては、その能力を生…
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95山山口良治(公明)
それでは、関連しまして、隊員の士気向上、士気というのは先ほど来話に出ていますエンゲージメントというものにも重なるかと思いますが、処遇水準の引上げや生活環境の改善に加えて、自分自身の努力や成果が公正にしっかりと評価をされ、この組織に貢献をしていきたい、隊員がそう実感できることが士気を高めることにつながっていく大きな要素だと思いますが、隊員の評価が上官の主観に左右されたり、また、その結果が昇任や配置、教育機会にどう結びついているのかが見えにくいというふうなことであってはならないと思います。
そこで、改めてまた政府参考人に伺います。隊員一人一人の能力や貢献を…
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96廣廣瀬律子防衛省人事教育局長
お答えいたします。
全ての自衛隊員が士気高く任務に邁進できる環境をつくり上げることが、防衛省として重要なことであると考えております。
このため、関係閣僚会議で取りまとめた基本方針に基づき、自衛官の処遇、生活、勤務環境の改善、新たな生涯設計の確立等に係る各種施策に取り組んでいるところでございます。
全自衛官の給与が過去最高の額となる処遇の改善、そして、生活、勤務環境の改善では、隊員のニーズを酌み取りながら、隊舎等の建て替えや改修、空調設備の整備、改修、営舎内居室の個室化、駐屯地基地内の厚生棟や生活隊舎における無線LAN環境の拡充、女性用区画の整備など…
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