石破茂 (自由民主党)内閣総理大臣

2025年4月23日・第217回国会 両院 国家基本政策委員会合同審査会 第1号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 13 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 42 発言)

それは、貿易は世界とやっていくものです。そして、比較優位というものをどのように考えていくべきかという問題でもございます。そして、貿易赤字すなわち悪かといえば、貿易赤字だけれども豊かな国、これは比較が適切かどうか分かりませんが、ルクセンブルクなんかはそうですよね。

今回は、貿易赤字を減らすということがアメリカの目的であるのか、いやいや、それは手段なのであって、いかにしてアメリカに雇用をもう一度生み出すかということ、それはどの国であってもそうだと私は思っているのです。いかにして、忘れ去られた人々ということをトランプ大統領はずっと選挙中も、選挙後も言ってきた。アメリカにおいていかにして雇用を取り戻すか、そこにおいて日本がいかなる役割を果たすか、そして、それによっていかにして日本の国益を損なわないかということは、そこは対アメリカのみならず、世界中について言えることなのだと思っております。

代表がおっしゃいますように、いかにして共に利益を得るかということを考えていかねばならないのであって、自由貿易体制によって、ASEAN諸国はどうなんだろう、アフリカはどうなんだろう、南アメリカはどうなんだろう、自由貿易によって、我が国との間においても、いかに共に利益になるかということ、自由貿易をやったことによってどれだけお互いが幸せになるかということを説いていかなければならない、そうでなければ説得力がないと私は思っております。

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