寺崎正勝浮体式洋上風力技術研究組合(FLOWRA)理事長

2025年2月5日・第217回国会 参議院 資源エネルギー・持続可能社会に関する調査会 第1号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 71 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 90 発言)

御質問ありがとうございます。

大型化という非常に重要な視点でございます。

今現在、十九スライド目でございますけれども、通常はこうしたドックで建設を進めてまいります。浮体式の、これが風車が大きくなりますと、当然ながらこの船の部分の浮体構造も少しずつ大きくなってまいります。大体一辺がどれぐらいの長さかと申しますと、八十メーター前後になってまいります。これが十五メガワット機という、世界で最大級の風車がございますけれども、これを載せようとしますと、一辺が大体八十メーターを超えてくるような構造物を造る必要が出てまいります。そうしますと、こういうドックでは入り切れない可能性が出てまいります。それと、何よりでございますけれども、ドックが空いているかどうかということによってこの生産のスケジュールがボトルネックになってくるところがございます。

こうしたところを回避していくためには、ドックに頼らないような造り方を考える、又は、先ほど申しました、コンポーネント化して、その一つの解決方策として、モジュール化と呼んでおりますけれども、いろいろなところで部品を作っていただいて、まあ車と一緒でございます。車は車の工場で全部造るかというよりも、いろんな部品会社さんにもお願いして、そうしますと裾野が広くなってまいりますよね。そういったところで部品を作って、港湾のエリアでそれを組み立てるような仕組みにしていきますと、ドックに頼らずにして生産が可能になる。

この構造物の大量高速生産というのが世界の共通課題でございまして、これをやはり解決していく方法というのは日本にこれは知恵があるんではなかろうかというふうに思っているところでございまして、非常にここは日本のメーカーさんの方にも期待をしているところでございます。

以上でございます。

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