おかげさまで、この希望のまちプロジェクトに関しましては、土地代含め、現在、この四年間で五億ぐらい集まっています。今もなお集まっています。寄附者は一万人を超えていまして、比較的多額の寄附が集まっているというよりかは、たくさんの人が参加している。寄附は支援ではありません。寄附は参加です。社会参加の一つの形態が寄附です。
そのときに、寄附は実は二つありまして、ステージが、この欠けている部分を、今問題が起こってマイナスが起こっているところをみんなで頑張って埋めてくださいというタイプの寄附と、将来こういう社会やこういう国をつくりたいんだ、こういう社会を、地域をつくりたいからみんなでつくりましょうよという、二つあるんですね。
抱樸の場合は、多分両方やっているんだと思います。目の前の、例えば子供がこういう状態だとか。実際、例えば三十五歳以下の、これ総務省のデータですけど、三十五歳以下の人口の二六%がアンダークラス、百八十六万以下ですよ、年収。これは何とかせぬといかぬというところで寄附を集めているというステージと。
けど、私は、日本の社会はまだ捨てたものじゃないと思うのは、あるべき社会とかあるべき地域って、こうあるべきでしょうというビジョンを示すと、そこに参加してくる人が物すごくたくさんいたということですね。みんなそこに飢えていると思います。問題を指摘し、その問題をどう穴埋めするかということも大事ですけれども、じゃ、そんな問題が起こらない社会とは何かというビジョンを示せるかというのが、実は、ファンドレイジングの世界においては共感と言われるのはそこですね。共感には二つある。かわいそうと言ったらちょっと語弊がありますけれども、何とかしてあげたいという共感と、こういうのをつくりたいという創造的共感と二面あるんですね。
私は、これは別にファンドレイジングだけじゃなくて、国ってそんなものなんじゃないかと。社会保障というのは、問題を埋めていくというのと、一方で、国や先生方が示してくださるこれからの社会の在り方というものを両面示していくというのが、私は、何か税金がちゃんと集まるためにもそういうの大事なんじゃないかなという、ちょっと門外漢で申し訳ないですけど、以上です。
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河野義博(公明)
制度面の問題点、非常に分かりやすく御説明いただきました。これはある意味立法府が決めることでもあろうかと思いますので、大きな御示唆をいただけたと思います。感謝申し上げます。
当事者同士はうまくいくんですか。
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40奥奥田知志認定NPO法人抱樸理事長
私は、家族機能の社会化という言葉を長く使ってきたんですが、最初の頃は、よく勘違いされたのは、これ養子縁組の話ですかみたいな、もう一気に従来の家族イメージで家族になろうと言っているんだというふうに。ただ、それは余りに漠としてイメージが伝わらないんですね。
ですから、この当事者同士のコミュニケーション、私、先ほど藤井参考人がおっしゃった、避難訓練は実は出会いの場所だとおっしゃった、それはすごい、ちょっとメモをさせていただきましたけれども、結局うちもそうなんですね。お葬式とか家族の行事ごとを一緒にすることでコミュニケートが深まるという。
例えば、お葬式はも…
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河野義博(公明)
ありがとうございました。
最後にもう一点教えてください。
工藤会の本部跡地を引き取られまして、これはすごい、福岡県民にとってはすごくエポックメーキングといいますか、すごく象徴的な出来事でありました。
その中で、私、ちょっと今回のテーマとは少しずれますが、やっぱり寄附文化の醸成というのはすごく大事だと思っていまして、やっぱりこの国で功を遂げ財を成すならば、やっぱり、国にやっぱりお返しする、公に寄附するというのは非常に大事なことなんだろうと思いますが、まだまだ残念ながら日本でそういう文化は根付いておらず、財を成したのに税金下げろと言う人もいる中で、そう…
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- (上の発言)
42奥奥田知志認定NPO法人抱樸理事長
おかげさまで、この希望のまちプロジェクトに関しましては、土地代含め、現在、この四年間で五億ぐらい集まっています。今もなお集まっています。寄附者は一万人を超えていまして、比較的多額の寄附が集まっているというよりかは、たくさんの人が参加している。寄附は支援ではありません。寄附は参加です。社会参加の一つの形態が寄附です。
そのときに、寄附は実は二つありまして、ステージが、この欠けている部分を、今問題が起こってマイナスが起こっているところをみんなで頑張って埋めてくださいというタイプの寄附と、将来こういう社会やこういう国をつくりたいんだ、こういう社会を、地域をつくりたいからみんなでつくりましょうよという、二つあるんですね。
抱樸の場合は、多分両方やっているんだと思います。目の前の、例えば子供がこういう状態だとか。実際、例えば三十五歳以下の、これ総務省のデータですけど、三十五歳以下の人口の二六%がアンダークラス、百八十六万以下ですよ、年収。これは何とかせぬといかぬというところで寄附を集めているというステージと。
けど、私は、日本の社会はまだ捨てたものじゃないと思うのは、あるべき社会とかあるべき地域って、こうあるべきでしょうというビジョンを示すと、そこに参加してくる人が物すごくたくさんいたということですね。みんなそこに飢えていると思います。問題を指摘し、その問題をどう穴埋めするかということも大事ですけれども、じゃ、そんな問題が起こらない社会とは何かというビジョンを示せるかというのが、実は、ファンドレイジングの世界においては共感と言われるのはそこですね。共感には二つある。かわいそうと言ったらちょっと語弊がありますけれども、何とかしてあげたいという共感と、こういうのをつくりたいという創造的共感と二面あるんですね。
私は、これは別にファンドレイジングだけじゃなくて、国ってそんなものなんじゃないかと。社会保障というのは、問題を埋めていくというのと、一方で、国や先生方が示してくださるこれからの社会の在り方というものを両面示していくというのが、私は、何か税金がちゃんと集まるためにもそういうの大事なんじゃないかなという、ちょっと門外漢で申し訳ないですけど、以上です。
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河野義博(公明)
ありがとうございました。
谷口参考人に伺います。
本当に長年にわたってアウトリーチ型のサポート、本当に敬意を表します。夜中でも電話が掛かってきたら飛んでいって、一緒に釣りをされたり、一緒にゲームをされたり、そういった行動、谷口さんの行動を勉強させていただくたびに、本当に、谷口さんのような人を増やしていくことが課題解決の一つなんじゃないかなと常々思っていました。
そんな中で、やっぱり、そうはいってもやっぱり先立つものが必要で、谷口さんのこの今日いただいた資料の中にも寄附の依頼というのがあります。
ちょっと先ほどと似たような質問になるかもしれませんが…
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44谷谷口仁史認定特定非営利活動法人スチューデント・サポート・フェイス代表理事
ありがとうございます。
我々は、ファンドレイジングは実は不得手でございまして、寄附金の収入というのは実は少ないんですね。というのも、引きこもり、ニートという枠組みで寄附を集めようとしても、やはりどうしても誤解、偏見を生みやすい領域ですので、なかなか集まってこないという部分もあります。もちろん、やり方の問題はあるかと思いますが、それよりもなお、まずはセーフティーネットとして、行政としてしっかりと責任を果たすべき領域でもあるというふうに思っているんですね。特に、いじめ被害や虐待被害、様々な被害体験を持っている当事者への支援でありますので、そこはしっかりと、…
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河野義博(公明)
ありがとうございました。
もう時間が来てしまいましたので、藤井参考人、本当にありがとうございました。ナッシング・アバウト・アス・ウイズアウト・アスというのは、しっかり我々も胸に刻んでこれから活動していきたいと思っております。
今日はどうもありがとうございました。
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