重要な御質問をいただきまして、ありがとうございます。
竹島の問題につきましては、まず第一に申し上げたいのが、今、今日の先ほどの私からの話の中でも申し上げましたが、領土というものがかつてと比べてはるかに敏感で重要な時代になっているということで、どの国もナショナリズム、ポピュリズムが強まり、そして自国利益というものにより敏感となっている中で、領土の問題というのは、まさに今ウクライナとロシアの間でも起きておりますけれども、国際的にも、かつてと比べてより、この領土の問題をめぐって、より激しい対立や衝突が起きやすい時代、このことを我々は十分に認識する必要があるんだろうと思います。
もう一つ重要なことが、やはり領土というものに関するこの情報戦としての我々の取組、つまりは、領土というものが、我々の日本国民がきちんと我々の領土はどこにあるのかと。様々な外国からの影響力工作や情報戦、心理戦に基づいて、知らない間にSNSなどを通じて我々が自分たちの国土、領土がどこなのかということが修正されている可能性があると。
その意味では、実は内閣官房がこれまで取組の中で、領土、主権に関して取組を続けてきて、日本国際問題研究所でもこの大きなプロジェクトで、私もその代表として関与しておりますけれども、国民に啓蒙するために国際問題研究所の一階のところに実は新しい資料館をつくって、国民に対する啓蒙活動、特にデジタル化技術を使って、歴史的な成り立ち、国際法的な知識、そして日本の取組というものを丁寧に説明している。
こういった取組を続けながら、あくまでも国連憲章について触れたように、日本はロシアとは違って、やはり平和的な手段で紛争を解決するということの模範を示すべきだと思います。それがどれだけ時間が掛かっても、やはり自己利益、自分たちの主張というのを曲げないということ、しかしながらそれを軍事力ではなくて外交手段などを用いて、平和的に用いる。このことによって、私は逆に日本への信頼が高まるんだろうというふうに考えております。
39
梅村みずほ(維新)
細谷参考人、ありがとうございました。
まさにおっしゃるとおりで、国連の機能不全という中でアメリカがリーダーシップを失っている、このときにこそ日本の信頼を高めて世界的な地位を確立して常任理事国入りの道を開くということについて私も引き続き検討してまいりたいと思います。
ありがとうございました。
この発言のページ
40
猪口邦子(自民)
では、浜口誠君。
この発言のページ
41浜浜口誠(国民)
国民民主党・新緑風会の浜口誠です。
今日は、三人の参考人の皆さん、本当にありがとうございました。大変貴重な御意見、御示唆に富んだお話をいただきましてありがとうございます。
まず最初に、細谷参考人にお伺いしたいと思います。
二月の二十二日、今月の、二月の二十二日は竹島の日でございます。今年は二十回目の竹島の日の式典が島根県松江市で行われまして、私も参加をさせていただきました。
竹島は、まさに歴史的に見ても国際法上も日本の固有の領土にもかかわらず、もう七十年以上にもわたって韓国に不法占拠をされているというのが今の実態だというふうに承知をしております。…
この発言のページ
- (上の発言)
42細細谷雄一慶應義塾大学法学部教授
重要な御質問をいただきまして、ありがとうございます。
竹島の問題につきましては、まず第一に申し上げたいのが、今、今日の先ほどの私からの話の中でも申し上げましたが、領土というものがかつてと比べてはるかに敏感で重要な時代になっているということで、どの国もナショナリズム、ポピュリズムが強まり、そして自国利益というものにより敏感となっている中で、領土の問題というのは、まさに今ウクライナとロシアの間でも起きておりますけれども、国際的にも、かつてと比べてより、この領土の問題をめぐって、より激しい対立や衝突が起きやすい時代、このことを我々は十分に認識する必要があるんだろうと思います。
もう一つ重要なことが、やはり領土というものに関するこの情報戦としての我々の取組、つまりは、領土というものが、我々の日本国民がきちんと我々の領土はどこにあるのかと。様々な外国からの影響力工作や情報戦、心理戦に基づいて、知らない間にSNSなどを通じて我々が自分たちの国土、領土がどこなのかということが修正されている可能性があると。
その意味では、実は内閣官房がこれまで取組の中で、領土、主権に関して取組を続けてきて、日本国際問題研究所でもこの大きなプロジェクトで、私もその代表として関与しておりますけれども、国民に啓蒙するために国際問題研究所の一階のところに実は新しい資料館をつくって、国民に対する啓蒙活動、特にデジタル化技術を使って、歴史的な成り立ち、国際法的な知識、そして日本の取組というものを丁寧に説明している。
こういった取組を続けながら、あくまでも国連憲章について触れたように、日本はロシアとは違って、やはり平和的な手段で紛争を解決するということの模範を示すべきだと思います。それがどれだけ時間が掛かっても、やはり自己利益、自分たちの主張というのを曲げないということ、しかしながらそれを軍事力ではなくて外交手段などを用いて、平和的に用いる。このことによって、私は逆に日本への信頼が高まるんだろうというふうに考えております。
43浜浜口誠(国民)
ありがとうございます。
まさに、国の役割として、領土を守り、国民の命を守って、主権を守っていく、このことが国がやるべき基本中の基本だというふうに思っておりますので、引き続き、竹島の問題はまだまだ解決には至っておりませんが、まさに政府、国がやるべきことをしっかりやっていただけるように、国会の中でもこの問題は取り上げていきたいというふうに思っております。ありがとうございます。
続きまして、相良参考人にお伺いしたいと思います。
相良参考人、国連の方にも勤務されていたという御経験があるというふうに伺いました。まさに国連の中で日本の発言力というかプレゼンスし…
この発言のページ
44相相良祥之公益財団法人国際文化会館地経学研究所主任研究員
ありがとうございます。
私が国連で勤務をしていたのは五年ほどですけれども、うち二年間はスーダンというところで勤務をしておりました。いわゆる人道支援ということでありますけれども、ダルフールという紛争地帯がありまして、そこで家を焼かれるなり災害から逃れた方々というのが数万人、数十万人単位で出てくるといったような地域でございます。
ここに、日本政府は、まさに、これは実は人間の安全保障というビジョンを掲げながら、保健、水、衛生と、こういったものを支援を行っておりまして、さらに、これは日本ならではの支援というのが職業訓練なんですね。これは非常によく知られている…
この発言のページ
45浜浜口誠(国民)
会長、ありがとうございます。
ありがとうございます。
日本ができるそういった外交面での他国への支援というのがいろんな切り口があるなというのは今のお話聞いて改めて感じたところです。
また、ちょっと観点違うんですが、米国政府、トランプ政権になって、アメリカはパリ協定から離脱するということになりました。まあすぐには離脱できない、いろいろな手続があるというふうにも聞いておりますが、まさに地球温暖化、カーボンニュートラルに向けて世界各国が協調して取り組んでいこうという中で、トランプ政権でまたパリ協定から離脱するということになりますが、先生の先ほどのお話の中で…
この発言のページ