平将明 (自由民主党)デジタル大臣・内閣府特命担当大臣(規制改革)

2025年3月25日・第217回国会 参議院 地方創生及びデジタル社会の形成等に関する特別委員会 第3号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 78 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 128 発言)

まあ、何かという話なので。

中国は、御承知のとおり、政府がかなり権力が強くて、ガバメントアクセスもかなり強制的にやってデータを連携すると。データ・ドリブン・エコノミーの中で一番アウトカム出やすいのはやっぱり中国みたいな体制だと思います。ただ、我々とは価値観違うと。一方で、ヨーロッパはGDPRということで、個人情報をきっちりとしたハードローで保護をすると。アメリカは、今おっしゃったとおりGAFAMみたいなものがどんどん突っ走って、デファクトスタンダード取って、あと何かあったら司法で解決という、こういう仕組みになっているんだというふうに思います。

じゃ、日本はどうするかと。ちょっとさっき議論あったんですが、データ・フリー・フロー・ウイズ・トラストというのを安倍総理のときに提唱して、ウイズ・トラストで、そのGDPRとアメリカの真ん中辺を取って、緩やかなデータ流通圏をつくろうと思って今努力をしています。

私の問題意識は、個人情報はやっぱり守られるべきだと私は思います。ただ、それをしっかりやっているヨーロッパでも、GDPRはGDPRでやりながら、データの利活用はデータの利活用で、金融とかヘルスケアとかそういうところはちゃんと法律作っているんですけど、日本は個人情報保護委員会ができてGDPRと十分性で個人情報守られているんだけど、利活用のところの法律が今すぽっと抜けている状態にあるというふうに思っています。

そういう問題意識があるので、私は大臣になって、デジタル行財政改革の部署に、ここを、この日本がすぽっと抜けている空白のところのデータ利活用の方向性を今年の中頃までに出すように今議論を指示をして進めているところであります。

もう一つは、データの秘密を守りながらアウトカムを取る方法もあって、これはレギュレーションじゃなくてテクノロジーで、PETsみたいな個人情報を守りながらやるテクノロジーもあれば、例えばNTTが持っているような秘密計算技術みたいのもありますので、そういう技術を使って何とかそれを乗り越えていくと。

最後に、とにかく今AIなので、AIに関するデータどうするのかという話については、これはちょっと所管違うので、私が自民党時代に出した提案に沿って今やっているので自民党時代の話をさせていただくと、日本はAIの学習、比較的緩いんですよ、緩いんですよ。これはもうあえてそうしています。ただ、アウトカムのところで規制の法律にぶつかったら、知財、著作権とかぶつかったらそれはアウトという形にしているので、実はAIの学習とか実装は世界において日本はやりやすい国になっていると思います。

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