フィジー、トンガ両国とも、視察中は車で動くんですけれども、車で移動する中で、もうあっちこっちでこの中国の旗が付いた建物とか工事現場とかそういうものがありまして、それが恐らく全て何らかの形で中国の資金援助の下で進んでいる事業なんだと思います。もうそれだけ見ても、いかに今中国が、恐らく日本のこの資金のもう桁が一桁違うぐらいの物量でやっているんだと思います。
また、印象的なのは、トンガは唯一の王国なんですが、この王室に関する施設にも中国は資金援助しているらしいのです。これはやはり、なかなか日本では難しい事業になってしまうかと思うんですけれども、このような王国で王室に支援をするということが、その後、この被援助国の意思決定にどういうふうに作用というか影響を及ぼしていくのかということは、これはしっかりと注視をしなければいけない問題ではないかと思っています。
それから、フィジーでもなかなか衝撃的なシーン、景色だったんですけれども、主要の港の一番真ん中部分に大きな遠望型衛星追跡艦というのが、これ全長が二百メートルぐらいある大きな船なんですけれども、パラボラアンテナを四つぐらい天頂に向けて設置している大型の船で、これは、彼らの言うのは、自国の人工衛星、それからロケット、こういうものを追尾をしていくというための装置なんだそうですが、当然、他国のミサイルなんかも、衛星なんかも全部追尾ができる、そういう船だそうであります。
これがもう我が物顔に一番主要港の真ん中にどんと泊まっているということは、それだけもうフィジーの政府にも食い込んで、そういう半分軍事的な施設まで持ち込めるような関係になっているということで、この辺は日本とのもう協力の仕方とは全く異なるところなんですけれども、やはり、日本はやはり、この草の根協力もそうですけれども、丁寧なやり方、それからこのオファー型による支援の仕方、こういうものを積み重ねていくことは非常に重要だと思っていますし、ちょっと報告でも申し上げましたけれども、中国か日本かというような選択ではないアプローチの仕方というのが、もう既に相当、相当中国は島嶼国に入り込んでいますので、考えなければいけない、日本としてのアプローチの仕方を考えなきゃいけないと感じております。
36羽羽田次郎(立憲)
ありがとうございます。よろしくお願いいたします。
この発言のページ
37
石井浩郎(自民)
河野義博君。
この発言のページ
38
河野義博(公明)
ありがとうございます。
各班の代表の皆様、興味深く聞かせていただきました。ありがとうございました。
まず、第三班の江島委員にお伺いしたいと思います。
フィジー、トンガ両国、お疲れさまでした。冒頭のコメントの中で、中国が積極的に支援を行っている、それがどういった影響を与えるのか見極め、必要な対策を取っていくことが求められるということでございました。
最後には、五ページ目の方には、最後には、中国は開発協力を通じて太平洋島嶼国に影響を拡大していると、ここで留意すべきは、これらの国々は、中国を重要な開発パートナーと捉えており、二者択一を迫るようなアプロー…
この発言のページ
- (上の発言)
39
江島潔(自民)
フィジー、トンガ両国とも、視察中は車で動くんですけれども、車で移動する中で、もうあっちこっちでこの中国の旗が付いた建物とか工事現場とかそういうものがありまして、それが恐らく全て何らかの形で中国の資金援助の下で進んでいる事業なんだと思います。もうそれだけ見ても、いかに今中国が、恐らく日本のこの資金のもう桁が一桁違うぐらいの物量でやっているんだと思います。
また、印象的なのは、トンガは唯一の王国なんですが、この王室に関する施設にも中国は資金援助しているらしいのです。これはやはり、なかなか日本では難しい事業になってしまうかと思うんですけれども、このような王国で王室に支援をするということが、その後、この被援助国の意思決定にどういうふうに作用というか影響を及ぼしていくのかということは、これはしっかりと注視をしなければいけない問題ではないかと思っています。
それから、フィジーでもなかなか衝撃的なシーン、景色だったんですけれども、主要の港の一番真ん中部分に大きな遠望型衛星追跡艦というのが、これ全長が二百メートルぐらいある大きな船なんですけれども、パラボラアンテナを四つぐらい天頂に向けて設置している大型の船で、これは、彼らの言うのは、自国の人工衛星、それからロケット、こういうものを追尾をしていくというための装置なんだそうですが、当然、他国のミサイルなんかも、衛星なんかも全部追尾ができる、そういう船だそうであります。
これがもう我が物顔に一番主要港の真ん中にどんと泊まっているということは、それだけもうフィジーの政府にも食い込んで、そういう半分軍事的な施設まで持ち込めるような関係になっているということで、この辺は日本とのもう協力の仕方とは全く異なるところなんですけれども、やはり、日本はやはり、この草の根協力もそうですけれども、丁寧なやり方、それからこのオファー型による支援の仕方、こういうものを積み重ねていくことは非常に重要だと思っていますし、ちょっと報告でも申し上げましたけれども、中国か日本かというような選択ではないアプローチの仕方というのが、もう既に相当、相当中国は島嶼国に入り込んでいますので、考えなければいけない、日本としてのアプローチの仕方を考えなきゃいけないと感じております。
40
河野義博(公明)
非常に示唆に富む御発言をありがとうございました。
私も、十二年前、フィリピンに台風が来て、そのときに、これ自費でしたけど、自費で行って視察させていただいたときに、日本は一番大きなお金を使って援助を差し上げていたんですが、行って、現地に行ってみるともう韓国の旗ばっかりなんですね。だから、日本のその援助のやり方というのは、今までつつましく、長期的視座に立って優しくやってきたんですけれども、どっちがいいのかというのはおっしゃるとおり二者択一じゃないかもしれませんが、日本のその援助の在り方というのは考えていかなければならないと思いますし。
二、三年前、非常に…
この発言のページ
41
若松謙維(公明)
やはり、このオクラ下水処理場でありますが、先ほど言いましたように、デリーの一千万人の方々に清潔な水を供給すると。その前は昭和三十年代の隅田川と、それだけ汚泥がいっぱい出るわけですよね。
それについては、先ほどのですか、シーメンスですか、のガスタービン四・八メガですかが入って、ちょうど去年の末に完成じゃないかということと併せまして、先ほどの汚泥処理施設ですか、とにかくそれ総合的に今やろうとしている。それを、先ほどのスエズ社がですか、が関与しているという、非常に大きいんですけど。
でも、そうはいっても、先ほど申し上げましたように、隅々に、例えば合併浄化槽…
この発言のページ
42
河野義博(公明)
ありがとうございました。
この発言のページ