本市は実は県際にあるんですね。宮城県の中で突出して岩手県に入り込んだような形で、実際のそのコミュニケーションとしては、三陸沿岸道路の要望などで岩手県の町、青森県の八戸も含めてですね、ネットワークをつくっているのですけれども、いろんなことをやろうとしたときにその県の境というのは非常に大きなものがございます。
一方で、そのことは別としまして、この頃言われているのは、例えば北海道において我々と同じような水産を中心とした沿岸部の釧路でありますとか根室でありますとか、そういうところはふるさと納税では潤っているんですけれども、人口としてはなかなか厳しい状態にあると。それに対して内陸の十勝等においては、広域でいろんなものを外国に輸出したりブランド化が進んでいたりという好例が聞こえておりますので、本市においてもそういう感覚というのが必要なのかな、例えば三陸という名前がフランスでいえばボルドーだというような物の捉え方というのが今後も必要になってくると思っております。
学校につきましては、本市においては仙台まで二時間掛かりますので非常に厳しい。一方で、三陸沿岸道路をこの復興事業で造っていただいた関係上、相当程度通えるように、仙台には通えるようになっている県内の町は多くなっているのかなというふうに思いますので、道路ネットワークなどがそこに随分寄与するのではないかなというふうに思っております。
ただ、学校については、人口減少の中で、子供が急速に減っていく中で、学校を新たにつくるということに対してはどこまで期待していいのかということは自治体としては慎重になっているところです。
104
小沼巧(立憲)
終わります。ありがとうございました。
この発言のページ
105
鶴保庸介(自民)
御苦労さまでした。
質疑を続けます。
この発言のページ
106
上田勇(公明)
公明党の上田勇でございます。
菅原公述人、そして西川公述人には、今日は大変貴重な御意見を頂戴をいたしまして、誠にありがとうございます。
初めに、菅原市長の方にお伺いをしたいというふうに思います。
まずは、三・一一東日本大震災から十四年となりました。本当に、犠牲となられました皆様に謹んで哀悼の意を表するものでございます。
私も、発災後、五月ぐらいでありましたけれども、現地訪問させていただいたときに拝見をしたその光景というのは本当に衝撃的でありました。市長におかれては、この間、復旧復興にもう懸命に努めてこられた。そのことに心から敬意を表したいというふ…
この発言のページ
- (上の発言)
107菅菅原茂気仙沼市長
本市は実は県際にあるんですね。宮城県の中で突出して岩手県に入り込んだような形で、実際のそのコミュニケーションとしては、三陸沿岸道路の要望などで岩手県の町、青森県の八戸も含めてですね、ネットワークをつくっているのですけれども、いろんなことをやろうとしたときにその県の境というのは非常に大きなものがございます。
一方で、そのことは別としまして、この頃言われているのは、例えば北海道において我々と同じような水産を中心とした沿岸部の釧路でありますとか根室でありますとか、そういうところはふるさと納税では潤っているんですけれども、人口としてはなかなか厳しい状態にあると。それに対して内陸の十勝等においては、広域でいろんなものを外国に輸出したりブランド化が進んでいたりという好例が聞こえておりますので、本市においてもそういう感覚というのが必要なのかな、例えば三陸という名前がフランスでいえばボルドーだというような物の捉え方というのが今後も必要になってくると思っております。
学校につきましては、本市においては仙台まで二時間掛かりますので非常に厳しい。一方で、三陸沿岸道路をこの復興事業で造っていただいた関係上、相当程度通えるように、仙台には通えるようになっている県内の町は多くなっているのかなというふうに思いますので、道路ネットワークなどがそこに随分寄与するのではないかなというふうに思っております。
ただ、学校については、人口減少の中で、子供が急速に減っていく中で、学校を新たにつくるということに対してはどこまで期待していいのかということは自治体としては慎重になっているところです。
108
上田勇(公明)
ありがとうございます。
もう一点ちょっとお伺いしたいんですけれども、どこのこれは市でも同じ、市町、市や町でも同じなんですが、やっぱり同じ市の中でも、限界集落というんですかね、があって、なかなかやっぱりそこを、アクセスであるとかサービスを提供するというのは非常に難しくて大きな課題に、これはもうどこの市でも同じなんだというふうに思っています。そういうお話を伺います。
今、いわゆるコンパクトシティーという、そういうアイデアが提示をされているんですけれども、なるべく中心部にいろんな機能を集めて、そこのアクセスをいかに改善していくかというようなことの構想であり…
この発言のページ
109菅菅原茂気仙沼市長
本市でも立地適正化計画などというものを作っております。国交省の方に認めてもらう計画になります。
居住をこのエリアに、また、にぎわいをこのエリアにというようなあれですが、大変重要だと思っていますし、我々、実は災害公営住宅を二千八十七戸造りました。その前にあった市の公営住宅は四百幾つなんですね。人口が、先ほど表で、グラフで示したような数字になってくると、四百何十戸あった公営住宅が多分二百戸ぐらいで済むんですね、やがて。空き家があるから、そんなにも要らないかもしれません。
それに対して二千八十七の公営住宅を新たに造りましたので、実はこの公営住宅に限界集落の…
この発言のページ
110
上田勇(公明)
ありがとうございました。
それでは、西川公述人にお伺いしたいというふうに思います。
西川先生の今日のお話、そしてちょっとこれまでのいろんな著作、著述なども拝見をさせていただいたんですが、この適正価格というのが本当に難しい概念だなというのはよく分かりました。
やっぱり生産者、生産費と適正な利潤はカバーできるものじゃなければならないし、他方では、需給関係が、その市場メカニズムはやっぱり働いたものでもなければならない。さらには、消費者の立場からいえば、やっぱり価格は抑えたものが適正なんだというようなこともあるんだというふうに思います。なかなかやっぱり、こ…
この発言のページ