石破茂 (自由民主党)内閣総理大臣

2025年3月28日・第217回国会 参議院 予算委員会 第14号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 123 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 577 発言)

退職所得課税については、勤続二十年を境に、勤続一年当たりの控除額が四十万円から七十万円に増額されるところ、これが自らの選択による労働移動の円滑化を阻害しているという指摘があると。指摘があるというのは、これはまた事実でございます。

これをどう考えるかということでございますが、二十年を超えた場合に一年当たりの控除額が増加する仕組み、これは働き方に中立ではない、あるいは、一時払いか年金払いによって税制上の取扱いが異なるということは給付の在り方に中立的ではないという指摘があって、私はそうではないかなというふうに実は思っておるところでございます。それが、やはり退職金というものが多くもらえるということで、じゃ、働き続けようかという、それも一つの価値観ではございますが、それは、雇用の流動化というものは今後必要なことなんだろうというふうには思っております。

そうしますと、やはり中立的な退職金の所得課税というものを求めていかねばならないのではないか。これはもう当然、おまえはどっちなんだと言われますが、両方の考え方があるわけですね。経営者の側の考え方もあれば、労働者の側の考え方もあり、あるいは生活の将来設計ということもあって、これが正しいということについて、ごめんなさい、断言がいたしかねるところでございます。

前後のやりとり

119の発言を見る

127の発言を見る