考え方は一緒だというふうに、今共有できたというふうに思います。
そこで、ちょっと一問飛ばして、資料二を御覧ください。
国会質疑では、最低賃金千五百円をどう目指すのかという質疑がこれまでも、いろんな委員会でも本会議でも行われてきました。赤澤大臣の所信や答弁では、今示させていただいているこの表の左の四点、これを政府は示して答弁でも使われております。
しかし、賃上げに向けた企業環境を整える項目しかなくて、賃上げそのものへの方法論、これが私は抜けているというふうに思っています。これまでの質疑も、そこを皆さん問われていたんだというふうに思います。
そこで、総理に提案です。
最賃というと多くの方は地域別の最低賃金を思い浮かべますけれども、特定最低賃金、特賃という特定の産業について設定される最低賃金、この仕組みもあるわけですね。千五百円の目標に向けて成長産業に労働移動を促していく、そして、介護を始めとするケア労働、ここ大変厳しいということをおっしゃっていらっしゃる、人手不足も認識されている。であれば、この特定最低賃金を活用していく、ここを骨太に掲げて、しっかりと産業別の特定最賃で今言ったような労働移動を促しながら、しかも最低賃金千五百円の全国平均を近づけていく。そういう道筋付けたらいいと思うんですが、骨太への明記を求めているので是非総理に答えていただきたいんですが、いかがでしょうか。
296
福岡資麿(自民)厚生労働大臣
ランクを含めました最低賃金の目安制度の在り方につきましては、公労使の三者構成の中央最低賃金審議会目安制度の在り方に関する全員協議会において、これまでも適宜見直しの議論が行われてきたところでございます。御指摘のこの五年というランクの見直しの頻度も、当該公労使の審議により取りまとめられたものでございます。
今後とも、この目安制度の在り方については、引き続きこのような公労使三者構成の場で議論が続けられるものだというふうに承知しています。
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297田田村まみ(国民)
企業の経営状況が厳しいという経営側の抵抗の議事録が多く残っているというのが見て取れます。
昨年度の目安五十円と、五十円というふうな形で同一の金額ですけれども、過去五年に遡っても、二〇二一年が二十八円と同額、そのほかの年はAランク、つまり都心部のところが一番高くて、B、Cという地方ランク、ここが低い目安額が設定され続けてきたという実績もあるわけです。B、Cランクほど引上げ額を伸ばさなければ、地域間格差は拡大し、都市部への労働移動、一極集中は止まりません。
この地方のランクに対し高い目安額を示す明確な諮問があれば、ランク制度の存在意義も私はあるというふう…
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298
石破茂(自民)内閣総理大臣
それは大事なことだと私は思っておって、全国一律の最低賃金にすることにつきましては、地域によって経済状況が違います。引上げ幅が地方ほど高くなる。特に地方の中小企業の御負担感、これが増すというのは、それは事実としてはそうなんであって、地域に行って聞けばそんな話はいっぱいあります。
一方において、じゃ、その賃金が高くできないのでというような理屈を言っているとどんどん人は来なくなるということが起こるわけで、賃金を高くしないと人が来ないのか、そこは決定的に考え方に違いがあるんだろうと思っております。
賃金を高くすると企業がもたないって、それは実際実情としてある…
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- (上の発言)
299田田村まみ(国民)
考え方は一緒だというふうに、今共有できたというふうに思います。
そこで、ちょっと一問飛ばして、資料二を御覧ください。
国会質疑では、最低賃金千五百円をどう目指すのかという質疑がこれまでも、いろんな委員会でも本会議でも行われてきました。赤澤大臣の所信や答弁では、今示させていただいているこの表の左の四点、これを政府は示して答弁でも使われております。
しかし、賃上げに向けた企業環境を整える項目しかなくて、賃上げそのものへの方法論、これが私は抜けているというふうに思っています。これまでの質疑も、そこを皆さん問われていたんだというふうに思います。
そこで、総理に提案です。
最賃というと多くの方は地域別の最低賃金を思い浮かべますけれども、特定最低賃金、特賃という特定の産業について設定される最低賃金、この仕組みもあるわけですね。千五百円の目標に向けて成長産業に労働移動を促していく、そして、介護を始めとするケア労働、ここ大変厳しいということをおっしゃっていらっしゃる、人手不足も認識されている。であれば、この特定最低賃金を活用していく、ここを骨太に掲げて、しっかりと産業別の特定最賃で今言ったような労働移動を促しながら、しかも最低賃金千五百円の全国平均を近づけていく。そういう道筋付けたらいいと思うんですが、骨太への明記を求めているので是非総理に答えていただきたいんですが、いかがでしょうか。
300
赤澤亮正(自民)内閣府特命担当大臣(経済財政政策)
まず最初、私から。
本年二月十三日に、冒頭申し上げましたとおり、UAゼンセンの御要望活動にお越しいただいた際にも御指導をいただきまして、まさによく覚えており、しかも総理ともきちっと共有をしております。
その上で、成長産業やエッセンシャルワーカーの分野において必要な人材が確保されることは重要であります。そのために、これらの分野においてふさわしい賃上げが行われることは効果的な方策だと考えております。
その意味で、特定の産業分野において地域別最低賃金を上回る特定最低賃金を設定することは、利用可能な一つの有力なツールでございます。人材を確保するために必要で…
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301田田村まみ(国民)
今、仕組みの説明していただいたんですけれども、今、私、実は以前、厚生労働委員会で、地方の最賃審議会で特賃の申出について、その地域の労働側の過半数以上の労働協約を集めるという高い要件をちゃんとクリアして申し出ても、特賃のこの必要性を判断する調査審議の俎上にすら、全員一致にならないからといって議論すらしてもらえない、のせてもらえないという状況が既に地方でもう起き始めているんですよね。
しっかり今言っていただいたルール使って労働者側は申し出ているんですよ。だけど、そこの議論の俎上になる前に、使側の方、いわゆる使用者側で、これじゃなかなか支払能力厳しいからやれ…
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302
石破茂(自民)内閣総理大臣
特定最低賃金の御指摘がございます。これは地域別最低賃金よりも高い額で決定するものでなければならないということが法定をされておりますのは、最低賃金法の規定から明らかでございます。
地域別最低賃金の大幅引上げが続きます中、労使のイニシアティブに基づく制度でございます特定最低賃金について、政府が利用促進、活用促進の旗を振るということについては慎重であるべきだということでございますが、(発言する者あり)いやいや、でありますが、いや、本当にそうかいということはちょっと検討させてください。いや、検討の結果どうなるか分かりませんが。
つまり、大臣が答弁しましたよう…
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