石破茂 (自由民主党)内閣総理大臣

2025年3月17日・第217回国会 参議院 予算委員会 第8号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 261 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 386 発言)

それは、全体で見ましたときに、この世界に冠たる国民皆保険、そしてその中でも高額療養制度というものを何としても維持したいと。これがもう、医学の進歩に伴いまして高額療養というものがどんどんどんどん進んできた、千万単位の療養というものも多く登場するようになった。リスクが偏在するという言い方がどうなのか分かりませんが、そもそも保険というのはある程度リスクが普遍化しておるところで成り立っておるものでございます。そこにおいて非常に高額の療養というものを必要とするということが起こってまいりましたので、これを、保険制度を維持するという観点からどう考えるべきなのか。

過度な御負担にならないように十年間上がってまいりませんでしたので、物価上昇分、賃金上昇分は見させていただけないだろうかというお願いをしたところでございますが、衆議院あるいは参議院において、いや、それではと。それに頼っておられる方々の生活というもの、本委員会でも議論がございましたが、それでは治療を諦めざるを得ないというお声も拝聴いたしたところでございます。

私どもとして、十分にそういう患者団体の方、あるいは患者さんのお声というものを十分に聞いてきたかといえばそうでもないということは、行政の執行として反省する点が多々ございました。

そういうことで、これから先、一旦これは立ち止まりまして、これから秋に向けまして、どういう制度が望ましいのかということを、患者団体の皆様、患者の方々、そして保険者の方々、この制度がどうやったら続くかということについてのこれはテクニカルなお話でございます。そこにおいて納税者の負担をいただくことにもなりますので、納税者の方々の御理解、そして保険者の方々の御理解等得ながら、この制度が続いていくように、そして過度な負担が掛からないようにという両面から今回の対応に至ったものでございます。

前後のやりとり

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