石破茂 (自由民主党)内閣総理大臣

2025年3月17日・第217回国会 参議院 予算委員会 第8号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 111 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 386 発言)

内閣府防災担当は、本当に限られた人員、限られた予算の中で全身全霊でやっております。しかしながら、その体制が、各省庁から二年来ては帰り、二年来ては帰りということでございますので、経験とか知識の蓄積ができません。それ、広く広範にそういう知識を持った人ができるのはいいことなんですが、やはり物事の性質に鑑みますと、それではいかぬだろうと思っております。やはり専門の人、そしてずっとそこにいるんだという人が必要だと思っております。

また、大臣が今お答えいたしましたように、もう全部予知することは不可能なんでありますが、佐藤委員、長峯委員からも御指摘がありましたように、最近の災害というのはもう激甚性が非常に高い、そして頻発度が非常に高い。赤澤大臣の言葉を借りれば、災害は忘れた頃にやってくるではなくて、忘れる間もなくやってくるということになっておるわけで、それにどう対応するかということも考えていかねばなりません。

スフィア基準ということを随分私は申し上げておりますが、イタリア、先般もイタリアの大統領と議論をしたところでございますが、イタリアではTKB48といって、もうとにかく、AKBではなくてTKBだったと思いますが、48といって、災害が起こったときにコンテナトイレとキッチンカーとベッドが四十八時間以内にやってくるということになっておるわけで、今回、大船渡ではかなりそれができたのではないか。もちろん、足らざる点はたくさんありました。

ですので、防災の体制、人員、そしてまたスフィア基準の実現、避難所の環境の改善、そういうことに取り組んでまいりたいと思っておるところでございます。

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