ここは一つの重要なポイントで、先ほどの医療用医薬品は普通は買えるんだと、それを厚労省は何かその規制を設けてなるべく買えないような方向に持っていこうとする、それで閣議決定までこの間したみたいなんですね。それ、また後でやります。
それで、医薬分業というのは必要なんです。それで昔は、お医者さんが薬を仕入れて、そして診療して、薬価の二倍、三倍で売ったりしていた。そういう時代があった。それを是正しようとして、病院の中で薬を売らないで、外で、調剤薬局で薬を売るという、そういうインセンティブを与えて医薬分業というものが進んできた。
そういう中で、じゃ、どういう結局現象が起きたかというと、これです。これ、うちの近所の総合病院の近くの、門前薬局というんです、お寺の前にずっとお店が並ぶみたいに。門前薬局、こんな繁盛しているんです。何でこんなにいっぱい薬局が並ぶ必要ありますか。もうかるからでしょう、これは。
そういうことで、これは、何でこんな門前薬局のような風景が生まれてしまったのかということなんですけれども、まずは次のパネルで門前薬局がもうかる構図というのをちょっと説明します。
我々、お医者さんにかかると。そこで、院内薬局、つまりお医者さんの中の薬局、まあ今大分少なくなりましたけれども、急いでいる場合はお医者さんの中で調剤する場合あります、調剤、薬を買う場合がありますけれども、その点数ですけれども、これ大体、院内処方というので、これ普通のやつです、三百二十円と。もちろん、保険が一割だったり三割だったりすると、それについてこれの一割だったり三割だったりします。
それで、次ですけれども、これ調剤薬局、門前薬局でやるとどうなるかということですね、門前薬局でやると。これ七・四倍ですよ。何でこんなに高くなっちゃうのと。何とか技術料、何とか調剤基本料とか、何とか料、何とか料、いっぱい付けているんです、これ。何でこんなに付いてるのと。
それで、一番下にちょっと青で囲ったのありますけれども、服薬管理指導料というのがあるんですね。これね、僕がお薬手帳を持っていなくて行ったら、お薬手帳持っていますかって聞かれて、持っていませんって言ったら五百九十円取られた。次持って行ったの。そうしたら四百五十円取られた。持っていても持っていなくても取られるんです。耳塞いでいるしかないの、これ、聞かれたら終わりなんだから。関所の通行料じゃないですか、これ。というふうな、お薬手帳持っていますか、持っていません、はい、五百九十円。持っています、四百五十円。こんなばかげたことありますか。こういう無駄なコスト、これが今の服薬管理指導料。いろんな名目付けているんです。
これね、マイナカードあればもう要らないんです。僕、スマホにマイナカードが入っていますから、そうすると、いろんなところのお医者さんで処方箋やって、あれ、薬局で薬もらったら全部記録残っていますから、お薬手帳なんて要らないんです。元厚労大臣も分かりますよね、それは、ね、加藤さん、要らないでしょう。それなのになぜ取っているんですかね、これ。
というふうなことで、こういうことを、つまりデジタル化とかいろんなことを推し進めていけば、こういうコストはゼロになるんです。
じゃ、何でこんなものが残っているか。それは、医薬分業を進めるための政策インセンティブ、誘導コストだった、その独り歩きした誘導コストが、今我々の、ユーザーの、患者さんのツケとして来ている。これ無駄なんです。
で、これ、処方箋というのは年間八億枚あるんですよ、処方箋。それで、そこにちょっと掛け算をすると、大体一・八兆円が無駄になる、無駄になるというか、必要ない金じゃないかと言うことができるんですが、これはまたじっくりやりましょう。
で、こういう現状を踏まえて、これまでいろいろなその無駄を、今日は短い時間ですからポイントポイントだけ押さえました。で、冒頭に「昭和十六年夏の敗戦」の話はしました。今回、今そういう日本が陥っている危機というのは、本当にユーザー側の立場に立っていないで、それぞれの圧力団体やそれぞれの役所の都合やいろんなもの、過去の政策のツケが回ってきて、そして、四年前は、僕は四年前に本書いているんですけど、四十三兆円だったものが今四十七兆円になっているんですよ。これ、あと数年で五十兆円ですよ。こんなばかげたことありますか。
これを削って、削ることによって若い人の保険料負担を減らす、それを早速やらなければいけないということで、改めてまた総理に、今までの話の流れ踏まえて、協議体を急いでつくって、本当に中身のある議論、それから透明化する、業界団体の話というのは不透明なんですね、情報を、やっぱりあれはファクトとロジックがきちんとあったから総力戦研究所はいろんな結論を出せたわけだけれども、そういうことを協議体でやりたいんですよね。そこのところを御答弁願いたいです。
78
福岡資麿(自民)厚生労働大臣
いわゆるOTC医薬品につきましては、これは薬剤師さんに相談しながらも購入者の判断に基づいて購入され使用されるものに対しまして、一方で、きちっとした定義があるわけでないんですが、御指摘のそのいわゆるOTC類似薬につきましては、これはあくまでも処方箋医薬品と同様、医療用の医薬品でありまして、原則として、適切な使用がなされなかった場合のリスクが高いため、医師などの専門家の判断の下での使用が求められるものであります。
ただし、医療用医薬品に該当するこのいわゆるOTC類似薬は、緊急時等のやむを得ない場合には、医師の処方箋がなくとも、薬剤師と相談した上で必要最小限…
この発言のページ
79
猪瀬直樹(維新)
今の説明は厚労省っぽい説明なので、これ本当に無駄なんだということは、やっぱり普通の、普通の消費者の目線で、我々ユーザーですから、供給側の視点とユーザーの視点違いますから、これすぐ買いに行けるといいですよね。
薬剤師さんが優秀なんですよ。これちょっと見てください、一番端の方。世界中で一番薬剤師の数が多いんですよ。これ、量産したのおかしい、急に増やしていったんですよ。それなのに、これは調剤薬局でシートに輪ゴム巻くだけの仕事やっているんですよ。こんなの、はっきり言って誰でもできますよ。だけど、本当に薬剤師さんのできる仕事は、対面で今のように医療用医薬品を説明…
この発言のページ
80
石破茂(自民)内閣総理大臣
厚生労働大臣ですから厚労省っぽい説明をするということになったわけでございますが。
商品名は申し上げませんが、よく知られております解熱鎮痛剤とか胃腸薬とか、こういうものを含んでおります市販されているOTC類似薬、OTC医薬品と効能、効果が同じで、処方されて保険給付される医療用医薬品については、この保険給付の在り方を見直すということに当たりましては、患者にとって必要な医療へのアクセスというものはきちんとできるということを配慮しなければなりません。そして、OTC医薬品との負担のバランスを考えねばなりませんが、これは極めて大事な課題だということは認識をいたして…
この発言のページ
- (上の発言)
81
猪瀬直樹(維新)
ここは一つの重要なポイントで、先ほどの医療用医薬品は普通は買えるんだと、それを厚労省は何かその規制を設けてなるべく買えないような方向に持っていこうとする、それで閣議決定までこの間したみたいなんですね。それ、また後でやります。
それで、医薬分業というのは必要なんです。それで昔は、お医者さんが薬を仕入れて、そして診療して、薬価の二倍、三倍で売ったりしていた。そういう時代があった。それを是正しようとして、病院の中で薬を売らないで、外で、調剤薬局で薬を売るという、そういうインセンティブを与えて医薬分業というものが進んできた。
そういう中で、じゃ、どういう結局現象が起きたかというと、これです。これ、うちの近所の総合病院の近くの、門前薬局というんです、お寺の前にずっとお店が並ぶみたいに。門前薬局、こんな繁盛しているんです。何でこんなにいっぱい薬局が並ぶ必要ありますか。もうかるからでしょう、これは。
そういうことで、これは、何でこんな門前薬局のような風景が生まれてしまったのかということなんですけれども、まずは次のパネルで門前薬局がもうかる構図というのをちょっと説明します。
我々、お医者さんにかかると。そこで、院内薬局、つまりお医者さんの中の薬局、まあ今大分少なくなりましたけれども、急いでいる場合はお医者さんの中で調剤する場合あります、調剤、薬を買う場合がありますけれども、その点数ですけれども、これ大体、院内処方というので、これ普通のやつです、三百二十円と。もちろん、保険が一割だったり三割だったりすると、それについてこれの一割だったり三割だったりします。
それで、次ですけれども、これ調剤薬局、門前薬局でやるとどうなるかということですね、門前薬局でやると。これ七・四倍ですよ。何でこんなに高くなっちゃうのと。何とか技術料、何とか調剤基本料とか、何とか料、何とか料、いっぱい付けているんです、これ。何でこんなに付いてるのと。
それで、一番下にちょっと青で囲ったのありますけれども、服薬管理指導料というのがあるんですね。これね、僕がお薬手帳を持っていなくて行ったら、お薬手帳持っていますかって聞かれて、持っていませんって言ったら五百九十円取られた。次持って行ったの。そうしたら四百五十円取られた。持っていても持っていなくても取られるんです。耳塞いでいるしかないの、これ、聞かれたら終わりなんだから。関所の通行料じゃないですか、これ。というふうな、お薬手帳持っていますか、持っていません、はい、五百九十円。持っています、四百五十円。こんなばかげたことありますか。こういう無駄なコスト、これが今の服薬管理指導料。いろんな名目付けているんです。
これね、マイナカードあればもう要らないんです。僕、スマホにマイナカードが入っていますから、そうすると、いろんなところのお医者さんで処方箋やって、あれ、薬局で薬もらったら全部記録残っていますから、お薬手帳なんて要らないんです。元厚労大臣も分かりますよね、それは、ね、加藤さん、要らないでしょう。それなのになぜ取っているんですかね、これ。
というふうなことで、こういうことを、つまりデジタル化とかいろんなことを推し進めていけば、こういうコストはゼロになるんです。
じゃ、何でこんなものが残っているか。それは、医薬分業を進めるための政策インセンティブ、誘導コストだった、その独り歩きした誘導コストが、今我々の、ユーザーの、患者さんのツケとして来ている。これ無駄なんです。
で、これ、処方箋というのは年間八億枚あるんですよ、処方箋。それで、そこにちょっと掛け算をすると、大体一・八兆円が無駄になる、無駄になるというか、必要ない金じゃないかと言うことができるんですが、これはまたじっくりやりましょう。
で、こういう現状を踏まえて、これまでいろいろなその無駄を、今日は短い時間ですからポイントポイントだけ押さえました。で、冒頭に「昭和十六年夏の敗戦」の話はしました。今回、今そういう日本が陥っている危機というのは、本当にユーザー側の立場に立っていないで、それぞれの圧力団体やそれぞれの役所の都合やいろんなもの、過去の政策のツケが回ってきて、そして、四年前は、僕は四年前に本書いているんですけど、四十三兆円だったものが今四十七兆円になっているんですよ。これ、あと数年で五十兆円ですよ。こんなばかげたことありますか。
これを削って、削ることによって若い人の保険料負担を減らす、それを早速やらなければいけないということで、改めてまた総理に、今までの話の流れ踏まえて、協議体を急いでつくって、本当に中身のある議論、それから透明化する、業界団体の話というのは不透明なんですね、情報を、やっぱりあれはファクトとロジックがきちんとあったから総力戦研究所はいろんな結論を出せたわけだけれども、そういうことを協議体でやりたいんですよね。そこのところを御答弁願いたいです。
82
石破茂(自民)内閣総理大臣
協議体というのはそうあらねばならないと政府としても思っておるところでございます。
ですから、その冒頭の話に戻れば、「昭和十六年夏の敗戦」というのは、あらゆるデータを包み隠さず開示をすれば結果は分かると、俊才たちでしたから。でも、それをなぜ、そのことが分かった上で、戦は時の運とか、戦うも亡国、戦わざるも亡国、戦わずして敗れるは国民の魂まで滅ぼす真の亡国なりという言葉があったやに記憶をいたしておりますが、分かっていたにもかかわらずなぜそうなったかということ、データを全部開示してもそうなったということがございました。そこには、個の利益の方が全体の利益よりも優…
この発言のページ
83
猪瀬直樹(維新)
真面目なお医者さん、真面目な薬剤師さん、これ一生懸命仕事しています。そして我々はユーザー。そのいい関係を壊しているような構造が今でき上がっているということで、四兆円を削減すると。これは協議体でやる、現役世代を六万円の負担を下げるということをやるわけですね。これを何とか、もうこの五月までにある程度詰めないといけない。
今総理おっしゃったこと、もう一回お願いしますが、透明化をして分かるようにしていくことが大事です、このプロセスをね。総力戦研究所も、このプロセスが見えなかったから、外に出せなかったから問題だったんですね。よろしくお願いします。
この発言のページ
84
石破茂(自民)内閣総理大臣
そのように協議体は進行するものというふうに承知をいたしております。
この発言のページ