伊藤学司文部科学省高等教育局長

2025年3月27日・第217回国会 参議院 文教科学委員会 第4号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 35 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 212 発言)

失礼いたします。御答弁申し上げます。

今御指摘いただきましたように、まず、少子化の直接の出生率に対してどういう影響をという観点に関しますれば、少子化の背景、本当に様々な課題がございます。個々人の結婚や出産、子育ての希望の実現を阻む様々な要因が複雑に絡み合っていることから、少子化の進展に対し本制度単体で効果を測定するということはなかなか難しいというふうに考えてございますけれども、例えば、この制度導入後に実施した調査では、大学などの教育費負担が希望する数の子供を持てない要因になっていると思うかどうかと、こういう問いに対し、そう思う、ある程度そう思うと回答した年収四百万円未満の世帯の割合は、それよりも上の世帯、年収の高い世帯を上回っていないというような状況も出てございまして、教育費の負担によって希望する数の子供を持てない要因を軽減する効果というものは一定あったのではないかというふうには考えてございます。

その上で、これから先の制度の拡充も踏まえて、しっかりその効果というものを分析をしていくべきではないかというお尋ねでございますけれども、今申しましたように、子育てに関しては様々な要因が背後に絡んでございますので、総合的に考えていかなければいけない課題だというふうには思ってございます。

〔理事本田顕子君退席、委員長着席〕

こども未来戦略に基づきまして、こども家庭庁等関係省庁ともしっかり連携しながら、この施策の一つのKPIとしての目標を何に立てていくのか、さらには、施策、他の施策と相まってその効果を高めるためにどういうふうに取り組んでいくのかということについて、よく関係省庁とも連携をしながら、実施状況、効果の検証に取り組んでまいりたいと思います。

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