水岡俊一 (立憲民主党)

2025年3月24日・第217回国会 参議院 文教科学委員会 第3号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 34 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 167 発言)

政府参考人がお答えいただくことは今日はお願いをしておりますので承知をしておりますが、長々としゃべられては時間がなくなりますので、短くお答えをいただきたいと思いますが。

今のお話の中で、私どうしても聞き捨てならないと思ったのは、子供たちのやる気というお話だとかそういうお話が出ました。どうしても不登校の子供たちを、ややもするとやる気がうせているとか、あるいはサボりだとかというような決め付けをしてきた過去はあります。だから、それを見直さなきゃいけないというこの教育の歴史だと私は思うんですね。そういう中で、どういうことが原因なんだろうか、子供の立場に立って物事を考えていかなきゃいけないという、僕はそういう局面だと思うんですね。

だから、子供たちにとってどういう変化になっているのか。それは、学習指導要領が変わったら何が変わるか、教科書の量が変わるわけですね。学習指導要領が増えれば教科書も増える、教科書のページ数も増える。ということは、一時間当たりに学ばなきゃいけないページの量が増えていくわけですよ。そういうことが子供たちに影響していないかという専門的な分析を徹底的にするのが文科省のお仕事ではないかと私は思うんですよ。いろいろ、いろいろあるからよく特定できないんだということでごまかしちゃ駄目ですよ。それに加えて、子供のやる気だとか、子供のその、何というんですかね、心の動きに、何というか、非常に、何というか、冷たい。一方的な見方をして決め付けるのはやめていただきたい。

私は、次の二ページ目のその資料をちょっと御覧いただきたいと思うんですが、これは兵庫県の教員にアンケートを取ったその結果を表しております。上の段で、①、現在の授業時数についてどう感じるか、次の中から選んでください。多過ぎる、やや多い、ちょうどいい、やや少ない、少な過ぎるという回答を求めたところ、多過ぎるが二三%、やや多いが五三%、合わせると七六%と感じている。つまり、教員にとっても授業時数は多くて、それは子供に伝えたいという営みの中で極めて問題があると、なかなか十分に伝え切れていないんではないかということがある。これ、子供の視点をちゃんと持っておかなきゃいけないというふうに思うんですが。

その次の②のところで、授業時数が多いことと教職員の精神疾患を始めとする休職者が増えていることは関係があると思いますかという問いに対して、とても関係があると思うが五〇%、少し関係があると思うが四二%。これは、教員に対して非常に大きなプレッシャーが与えられているという見方もあるけれども、私は、多くのその授業時数、あるいは授業の中身を子供たちに伝えるということの難しさに非常に悩んでいるということが、教員の精神疾患であったり非常に体を壊したりということにつながっていやしないかなということを強く思うところです。大臣。

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