水岡委員にお答えいたします。
学習指導要領の授業時数の増加と、それから不登校生の増加という今お示しいただいたグラフ、改めて分析をいただきまして、ありがとうございます。
授業時数に関しましては、この点、紫でお示しいただいた平成十四年から平成二十三年のところに関しては、これ、水岡先生御承知かと思いますけれども、ここは授業時数はむしろ減っている状況ではあります。そして、この黄色のところについては一こま分増えていて、そしてオレンジのところは不登校が増えていると。ですから、紫のところは必ずしも授業時数とは一体ではないと。
一方で、この十年、十五年の間に学習指導要領、子供たちが実際に勉強、学習するときの教科書、あるいは先生方のそうした指導書というものは非常に大変厚くなってございます。そういう教科書を具体的に全て学んでいくと、学んでいかなきゃいけないという、そういう学び方のところに、我々としては、もしかしたらそうした負担感とともに、必ず全部それをやらなきゃいけないという思いが出たかもしれないというふうに考えているところでございます。
不登校の要因は、まさに大臣から御説明も差し上げましたけれども、だから本当に一人一人状況がそれぞれ異なって、その原因、背景も違うというふうに思っています。五年度の調査で、実際、小中学校の不登校児童生徒の学校が把握した事実については、学校生活に対してやる気が出ない等の相談があったというのが一番多くて、そして不安、抑うつの相談があったというのが二つ目に多いということになっています。
これは、学校生活に対して子供たちがどういう思いを持っているかというところはいろいろな家庭の事情もあって分からないところでございますけれども、学習指導要領の量的なもの、それからその、つまり、その授業時数とそれから指導内容というものが直接に因果関係を持って、子供たちの心身の影響に、心に圧迫感を与えて、それが不登校の原因になっている直接のものはまだ、いまだないというふうには正直思っています。
次の指導要領の改訂に当たりましては、先ほど申し上げました教科書の分量にあるやつを、それを全部やらなきゃいけないということや、あるいは子供たちの主体的な学びが十分にできていない部分もかなり大きいんじゃないかということ、そうした課題も捉えまして、大臣からも御答弁させていただきましたけれども、そうした子供たちや教師のある意味そうした、漠然としているかもしれませんけれども、負担感というものも我々としては視野に置いて検討をしていきたい。今直ちにこの場で……(発言する者あり)済みません、失礼します、授業時数とかを減らしていくということは明言するのは難しいところでございます。
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水岡俊一(立憲)
いや、そんなにたくさん一度に言われてもよく分かりませんね。
私は、どういう分析をしているかということをまずお尋ねをしましたが、いろいろな要因があるというのは、それはもう皆さんの思いは一緒だというふうに思いますが、一つ一つを少し深めていかないとよく分からないんじゃないかなというふうに思っておりますが。
委員の皆さんにもちょっと資料をお配りをいただいておりますので、その資料の一枚目を見ていただきながら質問したいと思います。
一枚目の資料は、これはグラフ、二つのグラフを記載をしておりますが、上が小学生、下が中学生、不登校の児童生徒の数を年ごとにプロットを…
この発言のページ
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あべ俊子(自民)文部科学大臣
不登校の児童生徒の増加につきましては、様々な要因が複雑に関わっているというふうに考えておりまして、学習指導要領が直接作用したとは考えていないところでございまして、先ほども申し上げましたいわゆる教育機会確保法の趣旨の浸透と、また、コロナが二〇一九年十二月から二〇二三年まででございましたので、この学校の登校意欲の低下などの様々な要因が複雑に関わっているというふうに考えているところでございまして、一方で、不登校の対応については、重要な政策課題として私どもも委員と同じように大変重く受け止めておりまして、全ての子供が安心して学べる魅力的な学校づくりを一層進めていか…
この発言のページ
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水岡俊一(立憲)
検討するということは、次の学習指導要領は内容が減ってくる可能性が大と考えてよろしいですね。
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- (上の発言)
33望望月禎文部科学省初等中等教育局長
水岡委員にお答えいたします。
学習指導要領の授業時数の増加と、それから不登校生の増加という今お示しいただいたグラフ、改めて分析をいただきまして、ありがとうございます。
授業時数に関しましては、この点、紫でお示しいただいた平成十四年から平成二十三年のところに関しては、これ、水岡先生御承知かと思いますけれども、ここは授業時数はむしろ減っている状況ではあります。そして、この黄色のところについては一こま分増えていて、そしてオレンジのところは不登校が増えていると。ですから、紫のところは必ずしも授業時数とは一体ではないと。
一方で、この十年、十五年の間に学習指導要領、子供たちが実際に勉強、学習するときの教科書、あるいは先生方のそうした指導書というものは非常に大変厚くなってございます。そういう教科書を具体的に全て学んでいくと、学んでいかなきゃいけないという、そういう学び方のところに、我々としては、もしかしたらそうした負担感とともに、必ず全部それをやらなきゃいけないという思いが出たかもしれないというふうに考えているところでございます。
不登校の要因は、まさに大臣から御説明も差し上げましたけれども、だから本当に一人一人状況がそれぞれ異なって、その原因、背景も違うというふうに思っています。五年度の調査で、実際、小中学校の不登校児童生徒の学校が把握した事実については、学校生活に対してやる気が出ない等の相談があったというのが一番多くて、そして不安、抑うつの相談があったというのが二つ目に多いということになっています。
これは、学校生活に対して子供たちがどういう思いを持っているかというところはいろいろな家庭の事情もあって分からないところでございますけれども、学習指導要領の量的なもの、それからその、つまり、その授業時数とそれから指導内容というものが直接に因果関係を持って、子供たちの心身の影響に、心に圧迫感を与えて、それが不登校の原因になっている直接のものはまだ、いまだないというふうには正直思っています。
次の指導要領の改訂に当たりましては、先ほど申し上げました教科書の分量にあるやつを、それを全部やらなきゃいけないということや、あるいは子供たちの主体的な学びが十分にできていない部分もかなり大きいんじゃないかということ、そうした課題も捉えまして、大臣からも御答弁させていただきましたけれども、そうした子供たちや教師のある意味そうした、漠然としているかもしれませんけれども、負担感というものも我々としては視野に置いて検討をしていきたい。今直ちにこの場で……(発言する者あり)済みません、失礼します、授業時数とかを減らしていくということは明言するのは難しいところでございます。
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水岡俊一(立憲)
政府参考人がお答えいただくことは今日はお願いをしておりますので承知をしておりますが、長々としゃべられては時間がなくなりますので、短くお答えをいただきたいと思いますが。
今のお話の中で、私どうしても聞き捨てならないと思ったのは、子供たちのやる気というお話だとかそういうお話が出ました。どうしても不登校の子供たちを、ややもするとやる気がうせているとか、あるいはサボりだとかというような決め付けをしてきた過去はあります。だから、それを見直さなきゃいけないというこの教育の歴史だと私は思うんですね。そういう中で、どういうことが原因なんだろうか、子供の立場に立って物事…
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あべ俊子(自民)文部科学大臣
本当に様々な要因が絡んでいる中で、御指摘もしっかり受け止めさせていただきます。
特に、子供たちのやる気に関しては、やる気の問題が本人だけの問題ではなくて、体調、また家庭環境、また学校の授業に付いていけない、いじめ、いろんな問題が私はあるんだと思っていて、ここは本当に詳細にしていかなきゃいけない。
また、実は、学校の先生方も、この子ちょっと顔が、顔色がおかしいなとか、ちょっとこの子疲れているなとかということが分かっていても声が掛けられない、声を掛けるという余裕ができていないという先生方の働き方にも私は大きな問題があるんだというふうに思っておりまして、や…
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水岡俊一(立憲)
いや、私、大臣が就任されてから大臣の御答弁で全く同意と思ったのは初めてであります。ありがとうございます。
子供たちの前に立って何が大事かって、今日何を教えるかということよりも、何かこの子今日調子悪そうだなとか、何かあったんだろうか、昨日あんなにけんかをしていたこの二人はどうなんだろうかとか、そういうことを、クラスの前に立って子供たちを見てそのことを感じたり、そして、それが次に一日中何らかの形でその子を見ることができたり、そういうことが本当に学校の教職員には必要なことだし、だからこそ学校の意味が私はあると思うので、そういうことができるような定数にしてほし…
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