応援される自治体の職員の方々にそういう専門性のある方々を派遣するとか、全ての自治体があらかじめそういう知見を持って被災に備えるというのは難しいと思いますので、是非その辺りも検討していただきたいと思います。
このなりわいの再建のためにもう一つ制度があって、そちらの方も私たち使わせていただけるようにいろいろ工夫した。それが文化庁が持っておられる文化財レスキューというスキームでした。この文化財レスキュー、お寺の中に入っているいろんな重要文化財であったりとか、そういったものを取り出す際に文化庁の方々からの支援がいただけるということで、申請をしようとしたんですけれども、なかなかこれも時間が掛かってしまって、時間が掛かると、先ほどのしょうゆの蔵でも一緒ですけれども、どんどんどんどん劣化してしまう。
私も実際行ったときに、七月、八月行ったときに、前日に建って、建っていたというか、前日支えられていたお寺、半壊していたのが、翌日雨で全壊しているとかいうのも見ました。スピードが勝負なんですね。文化財を取り出すためにしっかりとスピーディーに対応していただきたいと思ったんですけれども。
その現地に派遣されている文化財レスキューの担当者、この方々は全国の博物館からどうも来られているような方々が一週間ローテーションで来ているので、引継ぎもままならない。そして、やってほしいという案件が机の上にずらっと並んでいて、どんどんどんどんたまっていく状況を私も現場で見させていただいた、それが一つと。もう一つは、文化財レスキューをするその専門家が、文化財の専門家なんです。
つまり、急いで取り出さなきゃいけないのに、取り出したものを本当に丁寧に博物館で保存するように、もちろん文化財への愛がすごいんだと思うんですけれども、一件一件丁寧にやっていく。でも、そのスピードだと壊れてしまう。もう目の前で、もう取り出さないと失われてしまいそうな文化財がたくさんあるのに、文化財レスキューの専門家の方々の専門性は文化財の保護の方の専門性であって、緊急的にその文化財を取り出すという専門性がなかなかないように見受けられました。
繰り返しになりますが、この被災地域の生活の再建のためには、是非この文化財、丁寧に取り出していただきたいと思うんですけれども、文化財レスキューの人材育成について、文化庁の参考人にお伺いします。
69小小田原雄一環境省大臣官房審議官
被災いたしました家屋等を解体撤去するには、市町村が解体事業者に解体撤去工事を発注する公費解体制度のほか、所有者が自ら解体業者と契約いたしまして、一旦費用を負担して解体撤去を行い、市町村が所有者に対して費用を償還する自費解体制度がございます。
自費解体には、家屋等の所有者が解体業者を選択して、また所有者が想定するスケジュールに沿って解体をできるという利点がございます。この能登半島の地震における対応につきましても、自費解体を更に促進するため、事務手続のフローや市町村及び申請者における留意点等を整理したこの自費解体の手引きというものを昨年八月にも作成してござ…
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70金金子道仁(維新)
今の答弁の中で御説明いただきましたけれども、これを自治体に通知し、分かりやすくしたのが八月なんですね。能登の地震が起こってから八か月後にようやく自費解体というものが自治体の職員の方々に伝わっていった。
私も、その自費解体の話を能登の方々に、役所の方々に説明したんですが、そんなものあるのかというところから始まって、制度の説明をし、そして、この被災自治体の方々が実際にその現場に行って見積りを取って、この自費解体はちゃんと一部公費が出ますよと判断をするというのは非常に難しいと思うんです。そうこうしているうちにもうどんどん時間がたってしまって、もういいや、もう…
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71小小田原雄一環境省大臣官房審議官
先ほど申しましたように、私どもといたしましても、できるだけこの自費解体というものを周知するようにしてございます。
今後も、引き続き被災された方に寄り添った形でできるだけやっていきたいというふうに思います。
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- (上の発言)
72金金子道仁(維新)
応援される自治体の職員の方々にそういう専門性のある方々を派遣するとか、全ての自治体があらかじめそういう知見を持って被災に備えるというのは難しいと思いますので、是非その辺りも検討していただきたいと思います。
このなりわいの再建のためにもう一つ制度があって、そちらの方も私たち使わせていただけるようにいろいろ工夫した。それが文化庁が持っておられる文化財レスキューというスキームでした。この文化財レスキュー、お寺の中に入っているいろんな重要文化財であったりとか、そういったものを取り出す際に文化庁の方々からの支援がいただけるということで、申請をしようとしたんですけれども、なかなかこれも時間が掛かってしまって、時間が掛かると、先ほどのしょうゆの蔵でも一緒ですけれども、どんどんどんどん劣化してしまう。
私も実際行ったときに、七月、八月行ったときに、前日に建って、建っていたというか、前日支えられていたお寺、半壊していたのが、翌日雨で全壊しているとかいうのも見ました。スピードが勝負なんですね。文化財を取り出すためにしっかりとスピーディーに対応していただきたいと思ったんですけれども。
その現地に派遣されている文化財レスキューの担当者、この方々は全国の博物館からどうも来られているような方々が一週間ローテーションで来ているので、引継ぎもままならない。そして、やってほしいという案件が机の上にずらっと並んでいて、どんどんどんどんたまっていく状況を私も現場で見させていただいた、それが一つと。もう一つは、文化財レスキューをするその専門家が、文化財の専門家なんです。
つまり、急いで取り出さなきゃいけないのに、取り出したものを本当に丁寧に博物館で保存するように、もちろん文化財への愛がすごいんだと思うんですけれども、一件一件丁寧にやっていく。でも、そのスピードだと壊れてしまう。もう目の前で、もう取り出さないと失われてしまいそうな文化財がたくさんあるのに、文化財レスキューの専門家の方々の専門性は文化財の保護の方の専門性であって、緊急的にその文化財を取り出すという専門性がなかなかないように見受けられました。
繰り返しになりますが、この被災地域の生活の再建のためには、是非この文化財、丁寧に取り出していただきたいと思うんですけれども、文化財レスキューの人材育成について、文化庁の参考人にお伺いします。
73合合田哲雄文化庁次長
お答え申し上げます。
文化財レスキュー事業でございますが、一九九五年の阪神・淡路大震災からスタートして三十年たっているところでございます。中身については、今先生から御指摘をいただいたとおりでございます。
能登につきましては、発災後、直ちに文化庁が県庁に参りまして御相談申し上げ、発災後一か月には本格的に始動しているという状況でございます。十名の方が、現地本部は十名の方が常駐してございますが、文化財の専門家である機構の職員とレスキュー隊員が交代制で十日間、十日間単位で一定期間常駐することとしてございます。
現地本部員は、各自の本来の職務の合間を縫ってレ…
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74金金子道仁(維新)
ありがとうございます。
実は、この文化財レスキューで何軒かの能登の輪島塗の蔵元さんが助かったというのも伺っています。本当にありがとうございます。ただ、今説明にあったように、文化財保護とその緊急避難というものはなかなか相入れないものだと思いますので、こういう知見を踏まえながら、是非今後の災害時の対応に生かしていただきたい、そのことをお願い申し上げます。
本当は、ごめんなさい、ゼロ―二歳の保育料の無償化について、今日、最後、こども家庭庁の皆さんにお伺いしたかったんですが、ちょっともう時間的に新しい質問に入るのは難しいので、今日はここで質問を終わりたいと思…
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石井正弘(自民)
自由民主党の石井正弘でございます。
質問の機会を与えていただきました皆様方に感謝申し上げながら、早速質問に入らさせていただきたいと思います。
最初は、教職調整額の引上げと教員の働き方の見直しにつきまして、この点、先ほど斎藤議員からの質問も詳しくあったんですが、私は総論的な立場で質問させていただきます。
教員のなり手不足は危機的な状況となっているところであります。公立校教員選考試験の倍率を見ますと、七年連続で低下をし、二四年採用の全国平均は三・二倍と、過去最低となったところであります。現場の声を聞きますと、教員が敬遠される理由は、給与の問題もあるとこ…
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