2025年5月29日・第217回国会 参議院 農林水産委員会 第11号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 198 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 214 発言)

ありがとうございます。

大臣に申し上げるべきことでもないことですけれども、農地の四割は中山間地であって、本当にこの大規模化と生産性の向上だけでどうやってやっていくのかなと私自身も思っているところです。

先ほど大臣、どなたかの御質疑の中で、別のアプローチも必要だというふうなお話がありました。成長させるところと守るところが必要なんだと。地元で与野党の議員の方、自治体議員の方からお話を聞いておりますと、大規模化、スマート化で救われないところをどうするかというところにやはり要所があるのではないかというふうに考えております。

担い手が外から来るようになって、集落の中の人間だけでやってきたようなときのあうんの呼吸がなくなって、水管理一つ取っても本当に問題があると。周りの田んぼの様子を見ながら、あっちが代かきだから、今はあっちの番だからと、次はこっちだと思って行くと自分の田んぼがからからになっていて、昔は話さなくても、話し合わなくてもできていたことがもうできなくなって、しかも連絡先も分からないみたいなことで、水の管理が本当に苦労しているというふうに言われました。

こうした中で、条件不利地では離農が進んで、また熊が里に下りてくるようになって、秋田では住宅地やスーパーなどにも出てきて、我が家の筋向かいの家の庭にも出てきて、本当にいつどこで出くわしてもおかしくないというような状況が生まれております。

先ほど大臣がおっしゃられたとおり、本当に経済合理性だけでは測れないところに目配りをしていただきたいなというふうに思っています。今まではそれが余りにも届いていなくて、こういう状況が少なくとも秋田には出てきているんじゃないかなということを感じております。

少し価格のところに戻りたいと思いますけれども、これから食料システム法出てきますけれども、この消費者にとっての適正価格と農家にとっての適正な価格に今は差があるというふうにお考えでしょうか。七つ目になります。

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