秋田県の寺田と申します。本日はよろしくお願いいたします。
まずは、大臣、御就任おめでとうございます。
今日は、私も米のことについてお伺いをしていきたいと思います。
私の地元である秋田も米どころでして、農家の皆さん、また集荷業者の方々、農業に携わる自治体議員の方々などから私もこの間お話を聞いてまいりました。先々週でしょうか、江藤前大臣にも申し上げたところではありますけれども、委員の皆様にはちょっと繰り返しになってしまいますが、少しお話をさせていただきたいと思います。
秋田県内で少なくとも話を聞いておりますと、作況指数にやはり違和感があると、米はそんなに取れていないということを言われます。カメムシ被害もあるし、何より高温障害で、精米の段階で崩れてしまう米が本当に多いんだと。もう背白だけではなくて、腹白ということで、もう主食用米にならないんだと、そういう米が大量に出ているというふうに言われました。
あとは、農家が縁故米で持っているとか業者が持っているということについても、ばかを言うなと。農家は、米を売らなければ次の年に必要なものは買えないし、業者だって借金をして仕入れているんだから、売らなければ借りたお金を返せないんだと。農協も予定していた量が集まらないから出してくれと農家に言ってくるけれども、でも、もうないものはないんだよと。国や評論家は当初、備蓄米を出すと言ったら、抱えているやつらが焦って出してくるだろうと言っていただろうと。でも、これで分かっただろうと。もうないんだと、米はないんだよということを言われました。
また、減反政策をやめたといっても、実質のこの生産調整という形で続いていて、加えて、つまるところ、収量は農水省が取れたと言っているだけの量は実際には取れていないと、二年続けてその目測を誤ったからこうなっているんだと言われました。二年続けて消費を先食いしているから、新米が出てきても価格は下がらないよと。
そして、消費者だって買いだめをしているわけではないと。まだ米を買うタイミングではなくても、やっぱりスーパーに行ったら米売場に行って米の値段をチェックして、ちょっとでも安いときに買っておこうという生活防衛をしているだけなんだと。
そして、農家も、このままの高値が続いたら本格的に米離れが起こってしまうのではないかと不安だし、また直売をやっているところは、ネットで定期購入の予約ががっと入って、市場にお米が出てきたら大量にキャンセルが出て、本当に振り回されているということでした。
JAの皆さんも、この備蓄米が遅いと言われても、精米や流通は年間計画の中でやっているので、また働き方改革もあるので、機械も人も一〇〇%を一二〇%ぐらいに動かして頑張ることはできたとしても、やっぱり二〇〇%にはできないと。また、運送会社さんもそれは同じで、二〇二四年問題もあって、何ともならないよということを言われました。
本当に誰も有り難くないと、みんなが困っているのが今回の米価格の高騰であるということでした。
ここから質問をさせていただきたいと思います。そもそもお米は足りているのかということを大臣にお伺いをしたいと思います。
179
紙智子(共産)
予算を増やすことは、私たちは大いに応援します。
最後、トランプ関税についてお聞きします。
米通商代表部、USTRは、日本に農産物の更なる市場開放を迫っています。日本の農業を犠牲にしてはならないと思うんですね。江藤前農水大臣は、日米貿易協定の交渉は乾いた雑巾を絞るようなものだったとおっしゃっていて、これ以上の輸入自由化はできないんだと述べられていました。
小泉大臣も同じ認識でしょうか。
この発言のページ
180
小泉進次郎(自民)農林水産大臣
農業を犠牲にした交渉は許されないという認識は同じであります。
今回、トランプ大統領は七〇〇%ということも言っておりますので、七〇〇%を下げろというのは実現できると思いますが、これからどうするんだということについては、もちろん日本として守らなければいけないことがある。その主張をしっかりとすることが大事だと思っております。
この発言のページ
181
紙智子(共産)
時間になりました。
過去の歴史をたどると、農業を守る守ると言いながら、蓋を開けると、牛肉・オレンジの自由化のように、農業が犠牲になってきたという事実があります。今回は決してそれはやらないということを是非明言していただきたいと思います。
この発言のページ
- (上の発言)
182
寺田静政府参考人など
秋田県の寺田と申します。本日はよろしくお願いいたします。
まずは、大臣、御就任おめでとうございます。
今日は、私も米のことについてお伺いをしていきたいと思います。
私の地元である秋田も米どころでして、農家の皆さん、また集荷業者の方々、農業に携わる自治体議員の方々などから私もこの間お話を聞いてまいりました。先々週でしょうか、江藤前大臣にも申し上げたところではありますけれども、委員の皆様にはちょっと繰り返しになってしまいますが、少しお話をさせていただきたいと思います。
秋田県内で少なくとも話を聞いておりますと、作況指数にやはり違和感があると、米はそんなに取れていないということを言われます。カメムシ被害もあるし、何より高温障害で、精米の段階で崩れてしまう米が本当に多いんだと。もう背白だけではなくて、腹白ということで、もう主食用米にならないんだと、そういう米が大量に出ているというふうに言われました。
あとは、農家が縁故米で持っているとか業者が持っているということについても、ばかを言うなと。農家は、米を売らなければ次の年に必要なものは買えないし、業者だって借金をして仕入れているんだから、売らなければ借りたお金を返せないんだと。農協も予定していた量が集まらないから出してくれと農家に言ってくるけれども、でも、もうないものはないんだよと。国や評論家は当初、備蓄米を出すと言ったら、抱えているやつらが焦って出してくるだろうと言っていただろうと。でも、これで分かっただろうと。もうないんだと、米はないんだよということを言われました。
また、減反政策をやめたといっても、実質のこの生産調整という形で続いていて、加えて、つまるところ、収量は農水省が取れたと言っているだけの量は実際には取れていないと、二年続けてその目測を誤ったからこうなっているんだと言われました。二年続けて消費を先食いしているから、新米が出てきても価格は下がらないよと。
そして、消費者だって買いだめをしているわけではないと。まだ米を買うタイミングではなくても、やっぱりスーパーに行ったら米売場に行って米の値段をチェックして、ちょっとでも安いときに買っておこうという生活防衛をしているだけなんだと。
そして、農家も、このままの高値が続いたら本格的に米離れが起こってしまうのではないかと不安だし、また直売をやっているところは、ネットで定期購入の予約ががっと入って、市場にお米が出てきたら大量にキャンセルが出て、本当に振り回されているということでした。
JAの皆さんも、この備蓄米が遅いと言われても、精米や流通は年間計画の中でやっているので、また働き方改革もあるので、機械も人も一〇〇%を一二〇%ぐらいに動かして頑張ることはできたとしても、やっぱり二〇〇%にはできないと。また、運送会社さんもそれは同じで、二〇二四年問題もあって、何ともならないよということを言われました。
本当に誰も有り難くないと、みんなが困っているのが今回の米価格の高騰であるということでした。
ここから質問をさせていただきたいと思います。そもそもお米は足りているのかということを大臣にお伺いをしたいと思います。
183
小泉進次郎(自民)農林水産大臣
これも繰り返しになりますけれども、やはり昨年よりも生産量は増えていても、マーケットの中の動きによって店頭の価格が上がる、そのことによって世の中の不足感がずっと高止まりをする、こういった状況であるとは思います。
ただ、今、寺田先生がお話をされたような現場の声というのは私も多く聞きます。そして、農水省のそもそも統計やこのデータ自体に対する御指摘も多く私は聞きます。
いずれにしても、大事なことは、これから行政をつかさどる者として、行政が出す数字やデータについての信頼性を高める、このことは不可欠だと思います。しっかり省内でも議論をした上で、出したものがちゃん…
この発言のページ
184
寺田静政府参考人など
ありがとうございます。
改めてお伺いをしますけれども、この米の価格の高騰が起きた原因というのは、米の供給力の不足が主因であるというふうにはお考えではないということでしょうか。
この発言のページ
185
小泉進次郎(自民)農林水産大臣
これは、供給力ということで生産量を見れば、昨年よりも増えていて、そして今後の見通しというものも四十万トン増えていくと。これは過去五年で最大なんですよね、伸び幅が。それをもってすれば、生産力が落ちているというふうには言えない数字が出ています。ただ、その数字や説明をもってしても、現場の感覚はちょっと違うという声も同時にあることも受け止めていかなければいけないと思います。
なので、やはりこれ、じゃ、どこに解があるのかというと、今回の、よく令和の米騒動と言われますが、本当に何が起きているんだろうか、この原因を解明をする徹底した作業は私は不可欠になるだろうと思い…
この発言のページ