熱いお気持ちはよく分かりました。よく分かりました。私も、トランプ大統領の発表を聞いて、意味不明だと、理解不能だと言ってちょっと世論を賑やかしましたけれども、全く一方的で受け入れ難い話だというふうに私は思っております。
ですから、もう舟山先生が、そういうふうに、WTO、ガットの精神に基づいて太平洋の開かれた貿易環境をつくろうと言って始まったのがTPPだったはずなのにそれから抜けて、そして二国間の貿易協定を結んでぎりぎりのところで合意をしたはずなのに更に踏み込んでくるという話で、二国間協議の約束した自動車の部分についてはまだ約束不履行ということでありますから、余りにも私は理不尽だと思っていますよ、正直なところ。
しかし、日本の国益を守るということを考えると、拳を振り上げてがつんといくぞってやるポーズを取るのは一つのやり方かもしれません。しかし、トランプさんですよ、トランプ大統領。あの人の、私は会ったこともないし話したこともありませんけれども、あの人の今回の行動を見ていると、例えば、中国に対してあれだけの関税、一四五でしたか、いきなり三〇パーに下げるようなことを何の根拠か分からないけどばっさりやるじゃないですか。
ですから、私、子供の頃から結構けんかとかしてきた、どうでもいいことなんですけれども、人間なんですが、けんかのやり方というのはよく考えないと、もうとにかくしゃにむに掛かっていきゃ何とかなるというものじゃ実はなくて、やはりそこには、やっぱりその相手も見なきゃいけないし、そこには戦略もなきゃいけないんだと思います。
赤澤君とも十分話をしていますし、官房長官や総理とも話もしておりますが、しかし、農林水産分野については、私は頑として全く譲る気はありませんよ。例えば米なんて譲る気は全くありません。国内で自給が可能な穀物を何でアメリカから更に買わなきゃいけないのか。それこそ、田名部先生からMAについては縮小する交渉をすべきだと言われて、それについて、ああ、いい考えだなと、取りかかろうと思っているその最中に、それを大きくするなんという話は全く、それは全く話が合わないわけでありまして、ですから、舟山先生、お気持ちはしっかり受け止めて、今後、政府がどのような対応でこの問題を解決に向かうかは、私は直接担当者ではありませんから明確に答えられませんけれども、閣内において、今日このような議論があって、しっかり毅然とした態度で日本は世界の世論をリードすべきだという意見が出たということは、しっかり閣内でも発言していこうと思います。
99
舟山康江(国民)
何が国益かという以上に、私、やっぱり国際的な枠組みをしっかりみんなで守っていこうということを発信するべきだと思うんです。先ほど言ったように、国内法と条約、これ全部条約を覆すような国内法をどんどん作ってしまえば、国際社会なんか成り立ちませんよ。
そういったことを、まあなかなかアメリカには物が言いにくいような雰囲気がありますけれども、でも、ここはしっかりやっていかないと、実際にほかの国、EUとかカナダなんかはやっぱりしっかりと、毅然と対応していると思います。EUにおきましては、五月になってから提訴をするという準備をしていると思うんですね。そういう中で、日本…
この発言のページ
100
英利アルフィヤ(自民)外務大臣政務官
舟山委員、ありがとうございます。
日米間の協議につきましては、まず日米間では、双方が率直かつ建設的な姿勢で協議に臨み、可能な限り早期に合意し、首脳間で発表できるよう目指すことで一致しております。我が国としましては、これまでの日米協議の結果も踏まえつつ、引き続き政府一丸となって最優先かつ全力で取り組んでまいります。
ありがとうございます。
この発言のページ
101
舟山康江(国民)
まず、私、この二国間協議で何とかしようってこともいかがなものかなと思うんですよ。繰り返しになりますけれども、大きな貿易ルール、さっき言ったような最恵国待遇ルールとか、それから内外無差別ルールとか、関税譲許を守るというルールとか、こういったものは決まっているわけですよね。それを自分たちが今赤字が多いからって一方的に課すということを認めるのはおかしいし、二国間でそれぞれがやるんではなくて、まさに多国間の中でどのように対峙していくのかということが私、大変大事ではないかと思っています。
トランプ大統領は、日本の足下を見て、うちは焦っていませんからということで、…
この発言のページ
- (上の発言)
102
江藤拓(自民)農林水産大臣
熱いお気持ちはよく分かりました。よく分かりました。私も、トランプ大統領の発表を聞いて、意味不明だと、理解不能だと言ってちょっと世論を賑やかしましたけれども、全く一方的で受け入れ難い話だというふうに私は思っております。
ですから、もう舟山先生が、そういうふうに、WTO、ガットの精神に基づいて太平洋の開かれた貿易環境をつくろうと言って始まったのがTPPだったはずなのにそれから抜けて、そして二国間の貿易協定を結んでぎりぎりのところで合意をしたはずなのに更に踏み込んでくるという話で、二国間協議の約束した自動車の部分についてはまだ約束不履行ということでありますから、余りにも私は理不尽だと思っていますよ、正直なところ。
しかし、日本の国益を守るということを考えると、拳を振り上げてがつんといくぞってやるポーズを取るのは一つのやり方かもしれません。しかし、トランプさんですよ、トランプ大統領。あの人の、私は会ったこともないし話したこともありませんけれども、あの人の今回の行動を見ていると、例えば、中国に対してあれだけの関税、一四五でしたか、いきなり三〇パーに下げるようなことを何の根拠か分からないけどばっさりやるじゃないですか。
ですから、私、子供の頃から結構けんかとかしてきた、どうでもいいことなんですけれども、人間なんですが、けんかのやり方というのはよく考えないと、もうとにかくしゃにむに掛かっていきゃ何とかなるというものじゃ実はなくて、やはりそこには、やっぱりその相手も見なきゃいけないし、そこには戦略もなきゃいけないんだと思います。
赤澤君とも十分話をしていますし、官房長官や総理とも話もしておりますが、しかし、農林水産分野については、私は頑として全く譲る気はありませんよ。例えば米なんて譲る気は全くありません。国内で自給が可能な穀物を何でアメリカから更に買わなきゃいけないのか。それこそ、田名部先生からMAについては縮小する交渉をすべきだと言われて、それについて、ああ、いい考えだなと、取りかかろうと思っているその最中に、それを大きくするなんという話は全く、それは全く話が合わないわけでありまして、ですから、舟山先生、お気持ちはしっかり受け止めて、今後、政府がどのような対応でこの問題を解決に向かうかは、私は直接担当者ではありませんから明確に答えられませんけれども、閣内において、今日このような議論があって、しっかり毅然とした態度で日本は世界の世論をリードすべきだという意見が出たということは、しっかり閣内でも発言していこうと思います。
103
舟山康江(国民)
今中国の話が出ましたけれども、私、中国のあの報復関税を別にお勧めするわけではありませんが、結果として報復関税を中国も言い出した。最終的に、両方とも関税引下げで一定の決着の方向に行きつつあるということで、まさに戦略という意味で、何というんですかね、受け身でやっていくというのはちょっと私は違うと思いますし、改めて、日本独自で相手を提訴するということもあるし、多国間の枠組みで、他国と協力してしっかりとアメリカに対して物を言っていくという、こういう多国間主義での取組もあるんではないかということで、是非大臣からも、また、今日は農林水産委員会ですので政務官にお越しい…
この発言のページ
104
舞立昇治(自民)
英利外務大臣政務官及び外務省林審議官は御退席いただいて結構です。
この発言のページ
105
舟山康江(国民)
ありがとうございました。
続きまして、今日は、なぜか酒米について幾つか質問がありますけれども、私からも質問をしたいと思っております。
これ酒米、いわゆるこの酒造好適米と加工用米も使っているんですね。それぞれが、両方とも、今、主食用米の価格高騰に引きずられて供給不足若しくは価格の暴騰という、こういった状況に直面しております。そんなに急に生産やめないだろうというような話が大臣からありましたけれども、現場から、私も酒造組合からもお聞きいたしました。やっぱり大変だと、上がり過ぎて、この価格転嫁がすぐできるわけでもないし、なかなかこの供給不安、山形なんかはまだ…
この発言のページ