江藤拓 (自由民主党)農林水産大臣

2025年3月24日・第217回国会 参議院 農林水産委員会 第3号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 178 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 314 発言)

日本の農地は米の生産に一番向いている。向いているものを作るのが一番生産効率がいいことはもう明白であります。米粉についても随分、そこに上月君が座っていますが、彼も一生懸命やって、米粉の消費も随分伸びてきました。

しかし、例えば飼料として食わせるということであれば、牛であればもう本当に粉になるまで粉砕しないと牛の胃では消化ができないという問題があります。それから、パンにするにしても、非常に細かく微細に粉砕する機械が非常に高いということもあって、二年ぐらい前の補正予算からしっかりと、その米粉を製造する工場の設備投資に対しても国の補助金が出るように制度の改正もいたしました。しかし、それでも爆発的には伸びておりません。ですから、やはり米粉には限界があるんだろうと思います。

しかし、諦めることなくこれには取り組んでいかなきゃなりませんし、米粉製品がまたグルテンフリーという、いわゆるそのハンディを、どうしても食べられない人に対して非常に優しいという性格も持っておりますから、グルテンフリーだということも生かして、まさに学校給食なんかにも生かしていければいいなと思っております。

ですから、米が最終的に食料安全保障の肝であるということについては同意をいたします。同意いたしますので、これから三十五万トンを生産するのにどれぐらいの予算規模が要るのかということは、どれだけ九千五百円程度の生産コストに抑えられる水田を作れるかというところに懸かってくると思います。

そうなると、どれだけ土地改良ができるのか。土地改良をやるに当たっても、地域によってコスト的には偏在性がありますので、一概に幾らという計算はできないかもしれませんが、しかし、大体、今すぐ言われて数字を出すことは難しいかもしれませんけれども、これぐらいの金額あれば、三十五万トン、輸出向けの田を作れるというのは、私は計算ができるんだろうと思っております。

ですから、水稲を作れる田んぼを守りながら、しかし、やはり輸入依存の高いものについては、少しでもやはり国内で作れるのであれば作る努力は並行してやる必要があるんだろうと思います。

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