大変おっしゃることはよく分かります。
やはり、麻布十番の有機のスーパーにも何度か行きましたが、非常にお高いですよね。ですから、これをやはり選んでいただくためには、やはり購買力、消費者の方々の懐がやはりそれなりの余裕がなければ、たとえ有機がいいなと思っていても高いから買えないという方々もいるんだろうと思います。ですから、これはもう紋切り型の言い方ですが、物価上昇を上回る給与水準の上昇というものを早く実現しなければならない、経済がやはり順調に成長することがまず第一として必要だと思います。
なぜ有機を選ぶかということについては、それぞれこだわりだと言ってしまえばそれまでですけれども、やはり残留はないとは言いながらも、やはりないのとあるのは違います、ゼロかちょっとあるのは全然違いますので、やはりこだわって有機を食べていただくということも必要ですが、先ほど委員が言われましたように、学校給食に提供するということは間違いのない売り先なんですよね。そこが必ず買ってくれるということであれば、生産者は安心して作れるわけですから。ですから、マーケットをつくらないと有機はなかなか成長しない。そして、ただ輸出するということを考えると、有機の例えばイチゴなんかの値段はもう爆発的に高いので、有機であることによってこれだけ農業の所得が増えるんだということが生産者の間にもある程度浸透すれば、有機に難しくても取り組んでいこうという方々は増えるんだろうと思います。
ですから、今度、令和九年を目標に新たな交付金もまた創設して、この大きな目標を、百万ヘクタールというのを立てたんですから、何とか五〇年までに達成できるように、予算の面でもしっかり応援していきたいと考えております。
133
寺田静政府参考人など
ありがとうございます。
今、耕地面積に占める有機農業の取組面積の割合を二五%、百万ヘクタールに拡大をするという目標について教えていただきましたけれども、現在の進捗状況についてお知らせください。
この発言のページ
134松松尾浩則農林水産省農産局長
お答えいたします。
有機農業の取組面積につきましては、二〇二二年度で、耕地面積の〇・七%に当たる約三万ヘクタールとなっております。過去十年で約一・五倍に拡大しておりまして、特に、みどりの食料システム戦略策定後の二〇二二年度は前年に比べて三千七百ヘクタールの増加と、大幅な伸びになったところでございます。
この発言のページ
135
寺田静政府参考人など
ありがとうございます。
二五%を二〇五〇年までに達成をするということで、なかなか意欲的な目標を掲げていらっしゃるなと。しかも、今現在の割合は〇・七%というところですので、なかなか厳しい現状があるんだというふうに思っております。
いかにこの生産を増やすかということをこの基本計画の中で、有機に限らずですけれども、全体のその農業、いかに生産を増やすかというところを議論している中で、この有機農業というものを改めてどういうふうに広げていったらいいというふうにお考えでしょうか。
この発言のページ
- (上の発言)
136
江藤拓(自民)農林水産大臣
大変おっしゃることはよく分かります。
やはり、麻布十番の有機のスーパーにも何度か行きましたが、非常にお高いですよね。ですから、これをやはり選んでいただくためには、やはり購買力、消費者の方々の懐がやはりそれなりの余裕がなければ、たとえ有機がいいなと思っていても高いから買えないという方々もいるんだろうと思います。ですから、これはもう紋切り型の言い方ですが、物価上昇を上回る給与水準の上昇というものを早く実現しなければならない、経済がやはり順調に成長することがまず第一として必要だと思います。
なぜ有機を選ぶかということについては、それぞれこだわりだと言ってしまえばそれまでですけれども、やはり残留はないとは言いながらも、やはりないのとあるのは違います、ゼロかちょっとあるのは全然違いますので、やはりこだわって有機を食べていただくということも必要ですが、先ほど委員が言われましたように、学校給食に提供するということは間違いのない売り先なんですよね。そこが必ず買ってくれるということであれば、生産者は安心して作れるわけですから。ですから、マーケットをつくらないと有機はなかなか成長しない。そして、ただ輸出するということを考えると、有機の例えばイチゴなんかの値段はもう爆発的に高いので、有機であることによってこれだけ農業の所得が増えるんだということが生産者の間にもある程度浸透すれば、有機に難しくても取り組んでいこうという方々は増えるんだろうと思います。
ですから、今度、令和九年を目標に新たな交付金もまた創設して、この大きな目標を、百万ヘクタールというのを立てたんですから、何とか五〇年までに達成できるように、予算の面でもしっかり応援していきたいと考えております。
137
寺田静政府参考人など
ありがとうございます。
私も、給食に使われて安定的なこの供給の場が確保をされて、そうすると相対的に価格も下がってくるんだと、その他のものに比べてようやくこの競争力を保てる価格になってきて、スーパーで両方あっても有機のものを手に取りやすくなるみたいなことが実現されることも大事かなというふうに思っております。やっぱり、現状では、スーパーに行っても、両方並んでいても、価格がやっぱり倍とかいうことだと、まして今のこの状況の中では手が伸びづらいというところがあるというふうに思います。
こういうところでも、給食に使われて取り組んでくださる方が結果的に増えていくと…
この発言のページ
138松松尾浩則農林水産省農産局長
お答えいたします。
オーガニックビレッジにつきましては、これまで四十五道府県、百三十一市町村ということで取り組んでいただいております。
御指摘のとおり、一つの県で多くの市町村が取り組んでおられるところもあれば、取組数が少ない道府県もございます。それ、一概に理由というのは難しいんですけれども、例えば、先行して取り組んでいる市町村からの情報に刺激を受けて、その周りの近隣の自治体というところでかなりうまく広がっていると、そういった例もございます。
私ども、先進的な取組事例の発信と、こういったことでしっかり働きかけていきたいと思っております。
この発言のページ
139
寺田静政府参考人など
ありがとうございます。
間もなく時間が参りますので、最後の一問は次の回に回させていただきたいというふうに思いますけれども、以前、何かの質疑のときに、与党の先生の方から、やっぱり横展開ってなかなか難しくて、その地域にキーマンがいなければなかなかその好事例の横展開なんというものはできないんだというようなお話もあったと思います。
盛んなところを見ると、やっぱり長年取り組んでいる先駆者の方や情熱的な方がいらっしゃるということで、そういう方たちが核となって広がっていくというところがやっぱりあるんだろうというふうに思います。この人をいかに見付けて育てていくかとい…
この発言のページ