大島九州男 (れいわ新選組)

2025年6月12日・第217回国会 参議院 内閣委員会 第22号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 161 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 173 発言)

れいわ新選組を代表し、盗難特定金属製物品の処分の防止等に関する法律案について、反対の立場から討論を行います。

銅などの金属価格の高騰を背景として、近年、太陽光発電施設内の金属ケーブルが大量に窃取される等の事案が多発しており、その認知件数は、統計を取り始めた令和二年の五千四百七十八件から、令和六年、二万七百一件に増加しており、こうした問題に対処する必要性については十分理解するところであります。

しかしながら、今回の法案によって、金属くず買受け業者にとっては、買受け時の本人確認義務や取引記録等の作成及び三年間の保存義務が課されるなど、手続が煩わしくなり負担が増えることになります。これにより、今まで真面目に事業を行ってきた適法な金属くず買受け業者には、負担が増えるだけで何のメリットもありません。こうした点に対する負担軽減策や支援策が明確になっているわけでもありません。

負担軽減策や支援策について、政府は、事業者の皆様の御意見を伺いながら、また実態を踏まえて検討してまいりたいなどといった悠長なことを言っていますが、特に小規模な買受け業者にとっては単に負担だけが増え、遵法意識が高く、こつこつ事業に取り組んできた小規模な買受け業者が淘汰されるようなリスクがあるにもかかわらず、政府による負担軽減策や支援策を明確にしないばかりか、買取り業者だけに目を向けて、他の盗品処分ルートに対する対策を取る必要性があるにもかかわらず、その配慮すらない。また、外国人の不法就労対策など、多方面に対する対策が必要であるにもかかわらず、この法案にはそういった対策がありません。

以上のような理由から、この法案には賛成することができません。

れいわ新選組は、盗難特定金属製物品の処分防止に関する法律案に反対することを申し述べ、討論といたします。

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