竹詰仁 (国民民主党)

2025年6月12日・第217回国会 参議院 内閣委員会 第22号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 105 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 173 発言)

委員長、御回答ありがとうございました。全く私もそのように思います。

この法案の目的は、先ほどの議論の中で、坂井委員長から窃盗を防ぐ法案であるというふうにお聞きしました。私は、この太陽光発電設備からやすやすと銅線が盗まれてしまう背景、この窃盗自体はもちろん許せませんし、この法案にはまず賛成の立場でいます。ただ、なぜ盗まれてしまうのかということを私はお聞きしたいと思うんですけれども、私は、この太陽光から盗まれてしまう背景に再エネ賦課金が影響していると思っています。

この銅線が盗まれてしまう太陽光発電は、今、坂井委員長からもありましたように、まず人里から離れた山、あるいは森林を削って整地した場所、ゴルフ場の跡地、あるいは農作地などに建てた太陽光発電が盗まれるケースが多いと。これらの太陽光発電の設備には、まずほとんどフェンスがありません。センサーもほとんどない。ましてや、人、ガードする人がいないという、こういった傾向にあります。あるいは、フェンスがあっても、とても簡易なフェンスで、ちょっとした工具があれば壊せるような、そういったフェンスがあると、そういった太陽光ばかりが盗まれるということなんです。

私はなぜ、この再エネ賦課金と、このケーブルが盗まれてしまう、太陽光が盗まれてしまうというふうに私はなぜ思っているかというと、やっぱりこの再エネ賦課金というのが出てきてから、この太陽光発電をビジネス化し過ぎた、あるいは投資の対象になってしまったと、私はそのように思います。

私、太陽光の私なりにいい使い方は、基本的には自家消費、自分で太陽光発電したら、例えば屋根の上とか工場の敷地の中とかですね、基本的には自分で使いますと、余った電気は売りますと、こういう太陽光は私はどんどんやるべきだと思うんですけれども、全て売りますと、全て売って、それをビジネスにしますという、こういった普及が本当に国全体としてあるべき姿なのかというふうに私はとても疑問に思っています。

これ、太陽光をビジネスとして考えると、当然お金を掛けたくないんですよね。フェンスを付ければ、それだけで何百万、もしかしたら何千万掛かる。センサーも付ければそうだし、ましてや人を常駐させるとなると、もう人件費だけで多分ウン千万掛かります。で、いわゆる旧電力会社、あるいは大手の電力会社と言っていいかもしれませんけれども、その電力会社の発電設備に、例えばその発電設備が囲われていない、普通は大体コンクリートで囲われたりします。あるいは、それがどうしてもできなかったらフェンスで囲む。センサーを付けていないなんて発電所は多分ないと思います。ほとんどは人が常駐しています。だけど、太陽光の場合は、やっぱりお金を掛けたくないので、そういった設備がほとんどないんですよ。そういうふうに私も現場からは聞いております。

この太陽光をビジネスとして考えると、できるだけお金を掛けたくないと、私はそういうふうになってしまうんですけれども、この太陽光発電を高値で買い取る制度、これが、電力を安定的に供給するというよりも、利益を得るための太陽光発電、投資対象とする太陽光発電、このように太陽光発電をビジネス化してしまったんじゃないかと思うんですけれども、そういった懸念がないかどうか、古賀副大臣にお尋ねいたします。

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