光石衛日本学術会議会長

2025年6月10日・第217回国会 参議院 内閣委員会 第21号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 87 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 138 発言)

国会の出席に当たりましては、様々な方からお声を頂戴しております。もっと反対しろとか、それから、別の方からはもっと社会課題にちゃんと貢献しろとか、様々な意見をいただいておりますが、法案に対する日本学術会議の会員の意思として、四月の総会で採択された声明及び決議の趣旨をしっかりと説明してほしいとの声を多くの会員からいただいております。これまでも、本委員会においてこれらの趣旨を説明してきたところでございます。

また、そこの総会の場で出しました声明につきましては、法案の内容について、基本理念、政府任命の監事による監査、中期的な活動計画や年度計画の策定と内閣府に置かれる評価委員会の関与、選定助言委員会の設置を含む会員の選任の仕組み、法人発足時等の会員選考等について、特に活動面での政府からの独立、会員選考における自主性、独立性が充足されていないとの懸念を指摘し、これらの懸念点について国会においても修正の可能性を含め十分に慎重な審議を望むとしております。

また、声明と併せて採択された決議の趣旨は、法案の修正を求めるということであり、これらの声明及び決議は日本学術会議の会員の意思であります。

前回の委員会でも申し上げましたが、本法案に関しては様々な観点で懸念を持たざるを得ないところでございます。この法案が日本学術会議の独立性を高めるということが本旨であれば、日本学術会議の独立性が尊重され、その活動に対して政府が不当に介入することを許容するものではないということを国会においても明確にしてほしいと考えております。

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