笹川武内閣府大臣官房総合政策推進室室長

2025年6月5日・第217回国会 参議院 内閣委員会 第20号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 217 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 328 発言)

お答え申し上げます。

まさに片山先生おっしゃったところ、我々も非常に悩みというか苦労し、それから学術会議ともいろいろお話合いをしたところでございます。

透明性の確保等々につきましては、まず基本的な今回の法律の発想として、懇談会の報告書で言っていることですけれども、会員が仲間内だけで選ばれる組織だと思われてはいけない、これは今回の懸念の前から報告書に書いてあったことです。そのために、会員の選任が客観性、透明性の高い方法で行われること、それから、そういう懸念があるような状態になると分野も固定化してきてしまいますので、会員構成に学術の進歩と社会の変化が自律的に反映されること、三番目、選定基準や選定手続等について外部の意見を幅広く聞くこと、選任の過程を国民に明らかにすることなどを制度的に担保する、法律でそういうことを書くということです。中身としては、ちょっと長くなるので細かく申し上げませんが、確かにある程度の枠をはめて、あとは自律性に任せるということでございます。ここも学術会議からは、いや、そんなこと法律がなくても自分たちでできるという話がありましたけれども、いやいや、最低限のことはということで、書いたところです。

それから、今の具体的な選考の話で最後一点だけ、ちょっと口頭みたいな感じで丸くなりますけれども、分野別業績審査の委員会という、専門分野の法律とか物理とかで業績を審査したその候補者たちの中から、選定委員会において、に対して定数より多い候補者を出してもらいます。それで、分野別の委員会で定員より多く出させて、定員に近いところで絞る。さらに、その委員会がつくった候補者、定数より多くつくってもらって、それを総会で更に絞るという二段階で実質的な絞り込みをする。ここも懇談会で、そういうことをやらないとスルーしちゃうから駄目だということでしたので、二段階に分けて、そういうスルーしないようにすることによって、何か特定の考えでということはなくなるかなと思っています。

ただ、結局、ここの最後を学術会議が最後運用するということですので、そこは学術会議のそのアカデミーとしての気概とか、それからさっきおっしゃった透明性に期待するところでございます。

以上です。

前後のやりとり

213の発言を見る

221の発言を見る