井幡晃三デジタル庁審議官

2025年5月20日・第217回国会 参議院 内閣委員会 第15号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 84 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 208 発言)

お答えいたします。

政府におきましてAIを活用する業務分野でございますけれども、例えば、文章の要約あるいは翻訳、それから企画のアイデア出しといったような一般的な事務で活用が始まっております。さらに、今後は、パブリックコメントで寄せられた御意見の整理等、新たな使い方も想定されているところでございます。

それで、AIの活用による効果でございますけれども、行政の生産性の向上でございますとか職員の業務負担の軽減といったようなことが期待できると考えておりまして、より質の高い行政サービスを提供するという観点からAIの活用を促進していきたいと考えておるところでございます。

一方で、政府におきますAI活用はまだまだ限定的でございますので、今後、デジタル庁といたしましては、各府省のAI活用を強力に推進するということで、三つの柱に基づき取り組んでまいりたいというふうに考えております。

一点目でございますけれども、業務へのAI活用事例の発掘を目的としたイベントを開催しております。その場で出ましたアイデアの実現に向けまして、サービスのプロトタイプ開発に努めていきたいというふうに考えております。

二点目でございますけれども、各府省のAIプロジェクトへの伴走、助言等の支援を行っていくということで考えております。各府省が先進的な生成AIの利活用でございますとかリスク軽減ができるよう後押しする体制を整備してまいりたいというふうに考えております。

最後、三つ目でございますけれども、政府のAI調達、利用のルール整備でございます。今月中を目途にガイドラインを整備し、各府省のニーズを踏まえて必要なアップデートを行ってまいりたいというふうに考えております。

AIにつきましては、テキスト生成AIでございますとか画像生成AI等様々なものございますけれども、今後は、こうした取組を通じて政府が率先して多様なAIの活用を進め、日本社会全体での安心、安全なAIの活用につながるよう取り組んでまいりたいと考えております。

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