川本裕子人事院総裁

2025年3月11日・第217回国会 参議院 内閣委員会 第1号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 23 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 25 発言)

人事院総裁の川本裕子でございます。

人事院の業務概況及び令和七年度人事院予算の概略について御説明申し上げます。

人事院は、国民に対し公務の民主的かつ能率的な運営を保障するため人事行政の公正を確保し、あわせて、労働基本権の制約に対する代償措置として職員の利益の保護等を図ることにより労使関係の安定に寄与してきております。また、人事行政の専門機関として時代の要請や変化に対応した人事行政施策を展開してきております。

今後も、引き続きその責務を適切に果たしてまいる所存です。具体的には、国家公務員の人材確保の現状が依然として厳しい状況にあることを踏まえ、時代の要請に即した給与制度へと転換するため、給与制度のアップデートとして包括的な見直しを行うとともに、三つの柱から成る人材確保に向けた施策に取り組んでまいります。

一つ目の柱として、公務志望者の増加を目指し、例えばオンライン試験の導入準備に着手するなど、採用試験の見直しを更に進めてまいります。

二つ目の柱として、職員の成長支援、組織パフォーマンスの向上のため、国内外の大学院派遣を促進するなど、各府省職員のキャリア形成の支援に取り組んでまいります。

さらに、三つ目の柱として、時代に合った働き方に変えていくため、超過勤務の縮減を始め、勤務環境の整備も一層推進してまいります。

最後になりますが、人事院では、各界の有識者による人事行政諮問会議を開催し、優秀な人材の確保のために取り組むべき事項について幅広い議論を行っています。今後とも、新時代にふさわしい公務員人事管理の実現に向けて取組を進めてまいります。

以上、人事院の業務の概況について御説明申し上げましたが、これら人事行政等のための経費を計上した令和七年度における人事院の歳出予算要求額は百八億九千六百万円でございます。

和田委員長始め、理事、委員の皆様の御理解を賜りますよう、お願い申し上げます。

前後のやりとり

19の発言を見る