湯本博信総務省総合通信基盤局長

2025年4月17日・第217回国会 参議院 総務委員会 第8号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 30 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 171 発言)

お答え申し上げます。

無線局の免許状等の交付に要する事務には紙の免許状等の作成や発送といった作業があり、一件当たり数百円程度と試算しているところでございます。無線局の免許状等のデジタル化によりこれらの作業がなくなることから、従来の紙の免許状等の場合に比べて事務コストが約一割減となると試算しているところでございます。

また、無線局の免許状等のデジタル化により、免許等の交付が迅速に行えること、また紙の免許状の管理コストが削減されるなど、免許人にとってもその負担軽減や利便性向上といったことにもつながることから、総務省といたしましては、無線局の免許状等のデジタル化のメリットについて今後も丁寧に周知してまいりたいと考えているところでございます。

また、総務省におきましては、無線局の申請処理、審査処理、免許状発給事務等の電波監理事務の迅速かつ効率的な実施を支援するための情報システムとして、総合無線局監理システムを構築、運用しております。この総合無線局監理システムに無線局免許等の情報が既に集約されておりますので、本法案が成立した暁には、その施行までに当該システムに必要な改修を行うということになります。

その際、本法案に盛り込まれている電波利用料の料額の改定などに伴うシステム改修も併せて行うことで効率的な改修に取り組んでまいりたいと考えておりますので、免許状等のデジタル化に伴う改修費用だけを切り分けてお示しすることは困難ですが、令和七年度予算におきましては、システム関連の費用全体として約百四十八・五億が盛り込まれており、このうち約十四・一億がシステム保守費用となっておりますが、このシステム、十四・一億のシステム保守費用の一部を、業務アプリケーションの保守の一環として、本法案に盛り込まれた電波利用額の改定、免許状等のデジタル化などのほか、電波法の関係の手数料令や各種免許制度の改正に伴う様々なシステム改修費用に充てることとしているところでございます。

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