会長も今日の審議の中で、放送の現場、報道の現場というのは二十四時間なんだと、対象はですね、報道や放送の対象は二十四時間やっているんだと。しかし、だからこそ、やっぱりこのNHKの現場で働く職員、アルバイトも含めて、全ての人が安心、安全に働ける環境整備を会長を先頭に実現をしていくということを、しっかり目配り、実行していくことは大事だと思うんです。
NHK職員の働き方についてお聞きします。
過労死等防止対策大綱は、二〇一三年七月にNHKで過労死として公表された佐戸未和さん、当時三十一歳の記者の事件もきっかけとなり策定されたものだと承知をしております。その佐戸未和さんと同じ職場で、二〇一九年にも、都庁キャップとして東京オリンピックなどの取材をしていた四十代男性管理職が亡くなられました。長時間労働による過労死と見られ、二〇二二年には渋谷労基署が労災認定をしています。
当委員会、参議院の総務委員会では、これまで五年連続で、NHKに対し、過労死の再発防止などを求める附帯決議を採択してきています。ところが、NHKは、二〇二四年三月にも別の職員が長時間労働による労災認定を受けて、四月には東京労働局からの行政指導がありました。
稲葉会長にお聞きします。
この二〇二四年の四月の行政指導を受けて、NHKは、危険レベルや危険警戒レベルの連続発生となる勤務を一年間で三〇%削減することを目標としている、一年間で三〇%削減することを目標としているとしています。これ、具体的にはどういうことを意味するんでしょうか。これで過労死を二度と生まない職場となるとお考えなんでしょうか。どうですか。
192稲稲葉延雄日本放送協会会長
NHKでは、放送ガイドラインで、出演者あるいは取材協力者、さらに取材、制作担当者の安全の確保に十分配慮することとしてございます。
例えば、朝ドラと大河ドラマについて言いますと、現場に過度な負担が掛からないように、週に一度、制作の責任者が集まって収録開始時間や収録終了時間のデータを検証するなどの取組を行っておりまして、現にスタジオ収録は原則二十一時終了を目指しております。
こんなことで、各制作現場で、出演者、スタッフの負担にならないようスケジュール管理を配慮しているという状況でございます。
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伊藤岳(共産)
各現場に安全管理者を置いているという話もレクでお聞きしました。この安全管理者が、放送現場の全ての人を事故から守るという役割を担っているということだと思います。
今、稲葉会長も言われましたけれども、平成二十九年、二〇一七年のNHKグループ働き方改革宣言において、放送現場の取組として、本体制作の番組のスタジオ収録は原則二十二時終了を目指す、大河ドラマ、連続テレビ小説は原則二十一時終了を目指すと書かれております。先ほど会長も触れられました。
実際、この二十一時、二十二時の終了という、このことが現状今どうなっているのか、長時間労働に頼らない組織風土づくりは今…
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194稲稲葉延雄日本放送協会会長
スタジオ収録は原則二十二時終了、それから大河ドラマ、朝ドラは原則二十一時終了、これを目指すということとした働き方改革宣言をしておりまして、その内容に沿って業務は行われているわけでございますが、ただ、当日の業務開始時間が午後になった場合とか、あるいは予期せぬトラブルが発生した場合などは、終了時刻がそれぞれ目安とした時間を超えるという日も実はございます。連日収録を行うドラマなどでは、前日の撮影終了が遅くなった、そういう場合には、出演者、スタッフが休息を取れるよう翌日の開始時間を遅らせるなど、インターバルを確保するというようなことを気を付けてやってきてございま…
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- (上の発言)
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伊藤岳(共産)
会長も今日の審議の中で、放送の現場、報道の現場というのは二十四時間なんだと、対象はですね、報道や放送の対象は二十四時間やっているんだと。しかし、だからこそ、やっぱりこのNHKの現場で働く職員、アルバイトも含めて、全ての人が安心、安全に働ける環境整備を会長を先頭に実現をしていくということを、しっかり目配り、実行していくことは大事だと思うんです。
NHK職員の働き方についてお聞きします。
過労死等防止対策大綱は、二〇一三年七月にNHKで過労死として公表された佐戸未和さん、当時三十一歳の記者の事件もきっかけとなり策定されたものだと承知をしております。その佐戸未和さんと同じ職場で、二〇一九年にも、都庁キャップとして東京オリンピックなどの取材をしていた四十代男性管理職が亡くなられました。長時間労働による過労死と見られ、二〇二二年には渋谷労基署が労災認定をしています。
当委員会、参議院の総務委員会では、これまで五年連続で、NHKに対し、過労死の再発防止などを求める附帯決議を採択してきています。ところが、NHKは、二〇二四年三月にも別の職員が長時間労働による労災認定を受けて、四月には東京労働局からの行政指導がありました。
稲葉会長にお聞きします。
この二〇二四年の四月の行政指導を受けて、NHKは、危険レベルや危険警戒レベルの連続発生となる勤務を一年間で三〇%削減することを目標としている、一年間で三〇%削減することを目標としているとしています。これ、具体的にはどういうことを意味するんでしょうか。これで過労死を二度と生まない職場となるとお考えなんでしょうか。どうですか。
196稲稲葉延雄日本放送協会会長
昨年九月にまとめました改善計画では、単なる労働時間の削減ということではなくて、一人一人に目を向けた勤務管理体制や健康の確保を着実に行うということに重点を置いてございます。
改善計画といたしましては、不規則、長時間労働削減に向けた数値目標の策定、健康確保に向けた産業医、上司との連携強化、有給休暇の取得促進、基本ルールの周知徹底などを基本としております。NHKでは危険レベルとしている勤務は一年間三〇%削減、こうしておりますが、それで終わるようなものではなくて、三年間掛けてなくすことを目標としてございます。
NHKの業務は、実は災害、事件、あるいは事故など…
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伊藤岳(共産)
危険警戒レベルの連続発生というような勤務は直ちに根絶するべきだと思います。
最後に、ハラスメント対策についてお聞きをしたいと思います。
二〇二四年十二月二十六日、公正取引委員会は、放送番組等の分野の実態調査報告書を公表しました。実演家個人、芸能事務所、放送事業者の三者の関係性の中で弱い立場に置かれる構造にはまり込んでしまったときにハラスメントが生じると、逆らい難い構造があるとこの報告書で指摘しています。昨日、フジの第三者委員会の報告書も出されましたが、そこでもメディア、エンターテインメント業界のハラスメントは構造的な問題だと言及をしています。
稲葉…
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198稲稲葉延雄日本放送協会会長
まずもって、NHKの出演者に対する人権尊重のガイドライン等に基づきまして、NHK及び関連団体の全ての役職員は、出演者の人権、人格を尊重し、安心、安全な制作現場の確保に努めているということをまずしっかり確保するということがまずは大事だというふうに思っております。また、NHKでは、ハラスメント防止規程を定めるとともに、ハラスメントを許さない、NHKで働く全ての人を守る、被害があれば毅然と対応する、この三つの原則にのっとって対応してございます。
大事なことは、被害を受けた方が相談窓口に来て実情を話してくれるかどうかということだと思います。そのためには、こうい…
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