稲葉延雄日本放送協会会長

2025年4月1日・第217回国会 参議院 総務委員会 第6号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 161 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 231 発言)

御質問のAIについてですけれども、私、NHKはこのAIに関して大変重要なポジション、立場に今いるというふうに思ってございます。

AIは業務の効率化を進める、そういう可能性を持ったものでもありますが、一方で、権利侵害とかあるいは偽情報、誤情報などの問題も指摘されているものでございます。NHKは、放送事業者として、AIを利用し尽くすといいますか、ヘビーユーザーになる立場にあります。一方で、AIに学習させるコンテンツを豊富に持っている権利者でもございます。さらに、放送技術研究所を始めとして、AI開発を行う立場でもございます。そういうことでございますので、開発、利用、権利保護のバランスを持ちながら、今後、AIに取り組んでいきたいというふうに考えております。

また、8Kスーパーハイビジョンでございますけれども、これ、超高精細な特徴によって高い臨場感を得られるシステムでございますが、放送はもちろん、それ以外の分野にも幅広く応用できるものだというふうに考えてございます。

急速に進展するテクノロジーの動向を把握し研究開発に取り組むということは大変重要でございまして、最新のテクノロジーを活用して、制作現場も支援しながら、コンテンツの質、量を確保し、サービスの更なる向上に努めていきたいというふうに思います。また同時に、今後もNHKが開発した技術を広く社会に還元し、メディア業界全体及び放送文化の発展に貢献していきたいというふうに考えております。

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