上田清司 (国民民主党)

2025年6月10日・第217回国会 参議院 財政金融委員会 第17号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 59 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 111 発言)

これ、第三者委員会の審査の責任体制についての記述がこんなふうにあります。審査担当者が否定的な見解であったにもかかわらず、稟議が通された案件において、審査担当者の一部は審査部限りの記録として審査意見を残しており、その案件数は二百件を超える。つまり、審査の中で異議ありと言った人たちがいても、それは無視されて、審査がそのまま通ってしまった案件だけで、これは第三者委員会の報告の中ですから、全てかどうか分かりません、でも、第三者委員会が見た部分ではこうして二百件を超えているということです。つまり、内部の審査というのはそれほどいいかげんだったということですが。

そこで、私、提出資料を出しております。この提出資料で一部訂正をさせていただきたいと思いますが、不祥事の項目のところで、日銀考査違反というところが二〇一九年に書いてありますが、これ間違いで、正確に言うと二〇一八年のところに入れていただきたいと思います。二〇一九年に公表されたわけで、実際の日銀考査は一八年で、そのとき違反が明らかになったと。

それで、このスルガ銀行の役員人事の中で、三番目の項目のところですが、現在、二〇二五年六月の株主総会で、取締役専務執行役員、コンプライアンス・リスク管理本部長兼CCO、この方はずっと、二〇一五年、一六年、まさにこの事件が明らかになってきた頃の執行役員であり、審査部長をずっと歴任してきておられる。審査本部長、審査本部長、そして二〇二三年においても取締役専務、審査本部長兼CCOと。で、現在はコンプライアンス・リスク。

おかしいじゃないですかと、この人事は。金融庁は何を見ているんですかと私は言いたいんですよ。当然、人事にも関与しなくちゃいけないんです、きちっとした人事が行われているかどうか。今の第三者委員会の報告、そして内部のスルガ銀行が発出したこの文書、七千五百件からの改ざん、偽造があったという報告、そして第三者委員会で二百件から異議ありという話があっても通してしまったという、こういうことをやっていた張本人、取締役じゃなくて取り締まられ役じゃないですか、これは。

金融庁、どういう関与をしているんですか、人事において。これ関与しなくちゃいけないんです、はっきり。きちっとした体制ができているかどうか、このことについてお伺いしたいと思います。

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