ありがとうございます。
我が党も減税とかを強く訴えているわけですけど、言うたびに財源が財源がというふうに言われます。もちろん、赤字国債を無制限に出すということも問題があるというふうに思うので、そこに関して、我々、こういった、過去の政府がやってきたような、国民から集めたお金をしっかりと公的な運用に回して、それで公的な事業の一端を担ってもらうというやり方を進めていくのがいいんではないかというふうに考えています。
そういう点で、今回の自民党の総務部会の検討というのは私は正しいことだと思っていて、是非進めていただきたいですし、選挙前のパフォーマンスに終わらないようにしてもらいたいと思っています。更に進めて、やっぱり郵政はもう一度一体化して、できれば公的なものにして、その資金で公的な投資がやれるようにすべきではないかというふうに考えています。
これ、前回の委員会でも言いましたけど、二〇一六年の参議院選挙のときには、自民党の公約の中にも超低金利活用型財政投融資の制度を早急に具体化するんだと、三十兆ぐらいの予算規模で考えたいというようなことをおっしゃっていたので、それをもう一度、政府・与党の方で考えていただけないかなという要望をしておきたいと思います。
日経新聞なんか見ると、何か今回の自民党の審議は郵政民営化に逆行するんだというふうに書いてありますけれども、民営化、民営化とした結果、結局何か経済合理性ばっかり求められて国民が貧しくなっているようなところがあるので、是非、いい検討だと思いますので、進めていただきたいと要望しておきたいと思います。
最後の質問行きますが、農林中金が一・八兆円の損失を出しているということが大きなニュースになっています。アメリカが金利を上げ始めたら債券の価格が下がるのは当たり前のことだったと思うんですけれども、なぜ農林中金がもっと早く米国債を売らなかったのか、売れない理由があったのか、金融庁や政府からのこういったことに関しての監督等あったのかについてお聞かせください。
93伊伊藤豊金融庁監督局長
お答え申し上げます。
まず、ゆうちょ銀行でございますけれども、二〇〇〇年三月末の二百六十兆円、貯金残高でございますが、約二百六十兆円をピークにいたしまして、郵政民営化直後の二〇〇八年三月末には約百八十一兆円まで減少しておりますが、直近二〇二五年三月末におきましては約百九十兆円となっているところでございます。
この間における預貯金の動向の要因を特定することは、期間が長うこともございましてなかなか難しゅうございますけれども、金利が高かった時代に預けられた定額貯金が民営化前後に満期を迎えたことによって貯金残高が減少したということ、それから金利水準の低下に伴…
この発言のページ
94
神谷宗幣政府参考人など
ありがとうございます。
こちらもやっぱり民営化して総資産が目減りしているということが分かるのと、あと、結構リスク投資もやっていますよね、海外で運用してすったとか、結構なそういうのもありますし、かんぽの、先ほど言及もありましたけれども、不正な勧誘といいますか、そういったもので行政処分もあったということですね。
これ、元々郵貯のお金が、郵貯、簡保のお金がですよ、民業を圧迫するんだということで、民営化すると競争が生まれて良くなるんじゃないかということだったわけです。この二十年、日本の銀行業界見ますと、確かに収益規模は大幅に拡大をしているんですけれども、それ…
この発言のページ
95
加藤勝信(自民)財務大臣・内閣府特命担当大臣(金融)
従前は、郵便貯金は年金積立金と同様、全額預託義務の下で財政融資の原資とされておりました。財政融資の資金需要と無関係に原資が集まることで、財政融資の規模が肥大化しているなどの問題点が指摘され、平成十三年度の財政投融資改革以降、財政融資については、これらの全額預託義務が廃止され、原則として国債、財投債ですね、によって原資を調達し、必要な資金供給を行っているところであります。
こうした経緯を踏まえつつも、特にインフラ整備については、近年、高速道路の四車線化による防災・減災、国土強靱化の推進、あるいは航空の安全、安心の確保や航空需要の増大を見据えた機能強化など…
この発言のページ
- (上の発言)
96
神谷宗幣政府参考人など
ありがとうございます。
我が党も減税とかを強く訴えているわけですけど、言うたびに財源が財源がというふうに言われます。もちろん、赤字国債を無制限に出すということも問題があるというふうに思うので、そこに関して、我々、こういった、過去の政府がやってきたような、国民から集めたお金をしっかりと公的な運用に回して、それで公的な事業の一端を担ってもらうというやり方を進めていくのがいいんではないかというふうに考えています。
そういう点で、今回の自民党の総務部会の検討というのは私は正しいことだと思っていて、是非進めていただきたいですし、選挙前のパフォーマンスに終わらないようにしてもらいたいと思っています。更に進めて、やっぱり郵政はもう一度一体化して、できれば公的なものにして、その資金で公的な投資がやれるようにすべきではないかというふうに考えています。
これ、前回の委員会でも言いましたけど、二〇一六年の参議院選挙のときには、自民党の公約の中にも超低金利活用型財政投融資の制度を早急に具体化するんだと、三十兆ぐらいの予算規模で考えたいというようなことをおっしゃっていたので、それをもう一度、政府・与党の方で考えていただけないかなという要望をしておきたいと思います。
日経新聞なんか見ると、何か今回の自民党の審議は郵政民営化に逆行するんだというふうに書いてありますけれども、民営化、民営化とした結果、結局何か経済合理性ばっかり求められて国民が貧しくなっているようなところがあるので、是非、いい検討だと思いますので、進めていただきたいと要望しておきたいと思います。
最後の質問行きますが、農林中金が一・八兆円の損失を出しているということが大きなニュースになっています。アメリカが金利を上げ始めたら債券の価格が下がるのは当たり前のことだったと思うんですけれども、なぜ農林中金がもっと早く米国債を売らなかったのか、売れない理由があったのか、金融庁や政府からのこういったことに関しての監督等あったのかについてお聞かせください。
97伊伊藤豊金融庁監督局長
お答え申し上げます。
農林中央金庫は、安全で将来収益が予測しやすいなどの理由で米国債等の債券を中心とした運用を行ってまいりましたけれども、御指摘のとおり、二〇二二年以降、欧米諸国の中央銀行の利上げにより調達金利が運用利回りを上回る逆ざやが発生をいたしました。その後、同金庫は、逆ざやが解消するとの金利見通しの下で債券の保有を継続したものの、金利は高止まりしたことから、二〇二四年度に投融資ポートフォリオの改善のために逆ざや資産の売却を行った結果、二五年三月期決算におきまして約一・八兆円の純損失を計上したものと承知をしております。
金融庁といたしましては、…
この発言のページ
98
三宅伸吾(自民)
時間が来ております。
この発言のページ
99
神谷宗幣政府参考人など
はい。
ありがとうございました。
今は世間、米の問題で騒いでいます。で、備蓄米の放出等もしていくわけですけれども、それでも金額が下がらないときに、結局、農林中金やJAが悪いんだというような形でJAの民営化だというふうな議論になってしまうと、先ほど言いました郵政の事業と同じ話になりますね。金融と農業を切り離すとかなると、結局それで補填していた部分が農業に回らなくなります。
だから、農林中金というのは、そもそも農家とか漁業者のお金を集めているわけですから、そこの投資を海外に運用するんじゃなくて、国内のそういった一次産業の育成のところに投資をしてもらって…
この発言のページ