伊藤豊金融庁監督局長

2025年5月27日・第217回国会 参議院 財政金融委員会 第13号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 93 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 104 発言)

お答え申し上げます。

まず、ゆうちょ銀行でございますけれども、二〇〇〇年三月末の二百六十兆円、貯金残高でございますが、約二百六十兆円をピークにいたしまして、郵政民営化直後の二〇〇八年三月末には約百八十一兆円まで減少しておりますが、直近二〇二五年三月末におきましては約百九十兆円となっているところでございます。

この間における預貯金の動向の要因を特定することは、期間が長うこともございましてなかなか難しゅうございますけれども、金利が高かった時代に預けられた定額貯金が民営化前後に満期を迎えたことによって貯金残高が減少したということ、それから金利水準の低下に伴い貯金商品の魅力が低下したこと、こうしたことが減少要因であろうかと思いますけれども、逆に最近のこの増加に関しましては、新型コロナウイルス感染拡大に伴う消費抑制等の影響による貯金の増加があったことなど、様々な要因により増減があったものと考えられるところでございます。

次に、かんぽ生命でございますけれども、かんぽ生命の総資産につきましては、二〇〇二年三月末に約百二十六兆円とピークを迎えまして、その後一貫して減少しております。郵政民営化直後の二〇〇八年三月末には約百十二兆円、直近二〇二五年三月末におきましては約五十九兆円となっております。

これも減少要因を特定することは難しゅうございますけれども、保険業への新規参入等による競合他社との競争の激化や顧客ニーズの多様化、最近では不適正募集などの不祥事による新規契約への影響などがあったものと考えられます。

前後のやりとり

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