そうしたら、先般、我が方の藤巻委員が消費税と付加価値税、売上税の話をされていて、それをもってその非関税障壁、ここで言うところのNMPPsの一つであるとアメリカが認識しているんではないかという質問がありました。
私は、こういう非関税障壁、先ほど大臣は特定産業に対する補助金ということを一例として挙げられましたですけれど、我が国の例えば租税特別措置というのがあります。だから、ある条件をクリアしている産業あるいは事業に関しては税金が低くなるという仕組みでありますけれども、そういった我が国の租税特別措置というものが、米国から見ればこれ非関税障壁、今回で言うところのNMPPsに当たるのではないかと思っておるんですが、大臣はどういうふうな御見解でしょうか。
34
加藤勝信(自民)財務大臣・内閣府特命担当大臣(金融)
まず、先ほど、市場で決まるんだから、関税措置というお話がありました。まさにそれは、私自身、貿易収支の不均衡の背景には持続不可能な各国のマクロ経済の不均衡があるのであって、それを解決するためには、まさに国内の経済あるいは国際経済システムの改革に取り組むことで、関税措置は必ずしも適切ではないということで言及はさせていただいたところでございます。
その上で、NMPPsとは何かというお話でございますが、これを日本語に訳しますと非市場的政策及び慣行ということでありますが、先週のG7の共同声明において、不均衡を悪化させ、過剰生産能力を助長し、他国の経済安全保障に影…
この発言のページ
35
浅田均(維新)
その答弁を受けて、これまでは非関税障壁という言われ方をしていたと記憶していますけれども、このNMPPsという、非市場的政策及び慣行というふうに訳されていますけれども、これは従前言われていた非関税障壁というのと同じでしょうか、あるいは何か違った点があるんでしょうか、教えてください。
この発言のページ
36
加藤勝信(自民)財務大臣・内閣府特命担当大臣(金融)
まさに非関税障壁そのものが定義がございませんので、何がこれに該当するかしないかというのはなかなか難しいと思いますが、一般的には、非関税障壁でありますから、関税以外の障壁ということになるんだろうと思います、輸出入するに当たってですね。
これは、全くどうかと、ちょっとなかなか難しいんでありますが、中身は、先ほど申し上げたように不均衡を悪化させ、過剰能力を助長し、他国の経済安全保障に影響を及ぼすということでございますので、これはこれとして、今回のG7ではこれを特出しした形で議論をさせていただいたということでございます。
この発言のページ
- (上の発言)
37
浅田均(維新)
そうしたら、先般、我が方の藤巻委員が消費税と付加価値税、売上税の話をされていて、それをもってその非関税障壁、ここで言うところのNMPPsの一つであるとアメリカが認識しているんではないかという質問がありました。
私は、こういう非関税障壁、先ほど大臣は特定産業に対する補助金ということを一例として挙げられましたですけれど、我が国の例えば租税特別措置というのがあります。だから、ある条件をクリアしている産業あるいは事業に関しては税金が低くなるという仕組みでありますけれども、そういった我が国の租税特別措置というものが、米国から見ればこれ非関税障壁、今回で言うところのNMPPsに当たるのではないかと思っておるんですが、大臣はどういうふうな御見解でしょうか。
38
加藤勝信(自民)財務大臣・内閣府特命担当大臣(金融)
今回申し上げたこのNMPPsに関して、例えば、じゃ、アメリカの関税措置がそうなのかというようなことについて、特段そうした議論は、それについて今言ったNMPPsの文脈で議論はなされたということはないというふうに認識をしております。
その上で、我が国の租税特別措置はどうかということであります。租税特別措置そのものは、もう言うまでもなく、特定の者の負担を軽減することによって特定の政策目的の実現を目指すものであり、例えば輸出企業を優遇するというものではございませんし、他方で、国内であれば、それは日本籍であろうと外国資本のものであろうと、その条件に合致すれば適用…
この発言のページ
39
浅田均(維新)
EUの域内の国でありますとそういう対象がいっぱいあるから、アメリカが文句言うても不自然ではないんですけれど、日本に対してそういう言い方がされるのであれば余り適切じゃないなという思いをしておりましたので、聞かせていただきました。
ちょっともう時間がなくなってきましたので、先ほど申し上げました今回のFRC報告に将来上がってくる可能性がある事案が最近いろいろと報道されておりますので、その何点かを取り上げて質問させていただきたいと思います。
まず、この一つ目が、いわき信用組合の架空融資、九十口座、十七億円という報道がされております。信用組合という組織ですが、…
この発言のページ
40伊伊藤豊金融庁監督局長
お答え申し上げます。
いわき信用組合につきまして、金融庁では、昨年十一月に旧経営陣による迂回融資が発覚をしておりまして、それ以降、直ちに事実関係の確認や徹底した原因究明等を組合側に強く求め、その後も同組合の事実認識や原因分析等の状況、再発防止策の検討状況等について随時確認をし、調査を続けているところでございます。
その中で、当時の代表理事らが、同組合の大口融資先であった企業の資金繰りを支援するために架空口座の個人名義による融資を行って、その後もそうした迂回融資を続けていたということを金融庁として把握しております。
この事案の広がりや発覚に至るまでの…
この発言のページ