窪田修財務省理財局長

2025年5月15日・第217回国会 参議院 財政金融委員会 第12号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 23 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 112 発言)

お答えいたします。

現行法上、投資勘定の資金につきましては、財源留保の規定が存在せず、ある年度に歳入に余裕がある場合でも、貴重な固有財源を年度をまたいでは有効活用できず、後年度の投資ニーズには活用できない状況となっております。また、借入れの規定も存在しないため、後年度の歳入の余裕を見込んで足下の投資ニーズに対応することもできない状態でございます。

他方、近年の社会経済情勢の変化を踏まえ、スタートアップ支援、日本企業の海外展開、地方創生、経済安全保障等の面においてリスクマネー供給の重要性が高まる中、レアメタル等の海外権益の獲得競争のように金銭的、タイミング的に機動的な判断が重要となるものも存在しております。

あくまで予算措置の範囲内で各省庁あるいは各機関の事業は行われますので、これまで財源制約のために海外権益確保のための入札を断念したといった具体的な例は聞いておりませんが、今回の法改正により歳入面における資金繰りの柔軟性を確保することにより、歳入に余裕のない年度も含め、貴重な自己財源を活用して、安定的、機動的にリスクマネーの供給を行うことが可能になると考えております。

前後のやりとり

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