滝波宏文 (自由民主党)農林水産副大臣

2025年3月31日・第217回国会 参議院 財政金融委員会 第6号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 55 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 109 発言)

お答えいたします。

米のミニマムアクセスは、ガット・ウルグアイ・ラウンドにおいて、交渉以前には輸入がほとんどなかった米につきまして、農業分野以外の分野も含む全体のパッケージの一つとして全ての加盟国の合意の下に設定されたものであります。その際、米のミニマムアクセスの数量については、一定期間毎年増大することも併せて約束してございます。この結果、その際の合意に基づき、ミニマムアクセス数量は、一九九五年当初の四十二・六万トンから、五年後の二〇〇〇年以降は七十六・七万トンとなってございまして、この数字が続いているわけでございます。

当時から米の消費量は減少はしてございますけれども、ガット・ウルグアイ・ラウンドの交渉の中で全体のパッケージの一つとして全ての加盟国の合意の下に設定されたこのミニマムアクセス米の輸入数量を見直すことは極めて困難であると言わざるを得ません。実際、今年一月にも主要な輸出先国に見直しを働きかけたりしてございますが、やはり見直しというのは困難という状況でございます。

そしてまた、財政負担の件でございますけれども、ミニマムアクセス米については、国産米の需給に悪影響を与えないよう国家貿易で管理してございます。その結果、売買差損や管理経費に係る財政負担が生じてございますが、加工用や新たな仕向け先の開拓にも努めるとともに、保管、運送、売買の管理業務の民間事業者への委託等、こういった高い売却あるいは効率化みたいなことを努めまして、経費の節減に努めることで財政負担の削減に向けた努力を続けてまいりたいと考えてございます。

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