加藤勝信 (自由民主党)財務大臣・内閣府特命担当大臣(金融)

2025年3月13日・第217回国会 参議院 財政金融委員会 第2号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 69 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 198 発言)

かなりちょっと財務大臣としての部分を、のりを越えてしまうかもしれませんが、全体として申し上げると、今おっしゃるように、今の局面はいわゆるこれまでのコストプッシュ型から賃金と投資が牽引する成長型経済に移行し得るかどうかという大事な局面、これは同じ認識だと。その中で、物価をどう考えるのかということだと思います。

物価の中においては、特に海外からの燃料あるいは食料等、いわゆるコストプッシュ型の物価上昇と、他方で、国内における例えばサービス産業等における、人件費率の高い分野で人件費が上がり、また、それに伴うサービスメニューが価格が上がり、それが受け入れられることによってまた賃金が上がっていくという、ある意味では基調的な物価上昇、この二つがあるんだろうというふうに思っております。

したがって、前者ではなく、特に前者の場合は、海外からの物価上昇ということになると、海外の市況が落ち着けばその分だけ、逆に言うと物価が鎮静化してしまうということにもつながるわけでありますから、その点をよく見極めながら、日銀あるいは政府においても対応していかなきゃいけない。大事なことは、後者における、内在的な賃金が上がり、物価が上がり、またそれが賃金が上がっていく。そして、その過程において生産性の向上等が図られることによって、いわゆる実質賃金がプラスの状況を継続的に進めていく、こういった取組が必要だというふうに考えています。

前後のやりとり

65の発言を見る

73の発言を見る