御質問ありがとうございます。
まさに、難しいんですけれども、災害の現場で思うのは、災害対応というのは、何か言葉は悪いんですけど、葬式のような感じなんですね。例えば、結婚式というのはみんなやりたいからどんどんと新しいものにしていったわけです。でも、葬式って急にやってくるから古いものをずっと続けるんです。そういう感じがしていまして、だから今の社会に合わないメニューだけがそこに残っていて、それでやらなきゃいけない。補助率を考えると、自治体からしても、高度成長型の言わばインフラを全部戻すという方が得だって、こういうメニュー設計になっているんですね。これが結局苦しさということになります。
これは先ほど加藤先生が言われたことと同じで、やっぱり急に考えなきゃいけないから、そんな簡単にできない。今回もモデル的には、分散型の水と言われたりとか、マイクログリッドとかオフグリッドという形で試行されたりとか、合併浄化槽の方にも補助を付けていただくと、こういったことができるようになりましたが、それもかなり瞬発力の中でそういうものを、言わば一月、二月の段階から、二〇二四年の、言い出さないと、とてもじゃないけどって、こういう話なんですね。やっぱり、それはできることは限られるということですので。
やはり、平時から自治体の方々が持続可能な形で選択できるメニューをどれぐらい作っておくか。それを災害時にも例えば補助率を上げて使うんだと。例えば、水道を、冷静に考えると、もう一度引き直して今の人口下でやれば破綻するのは見えているというときに、平時はやらないわけですよね。その代わり、違う水のモデルを入れましょうと、こういう話ができるので、こういったものをできる限り平時から後押ししておいて、災害時にもそのまま使えるんだと、こういう構造にしておくということがすごく大事なことなんではないかなというふうに考えています。
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塩田博昭(公明)
それでは、この際、委員の異動について御報告いたします。
本日、石田昌宏君が委員を辞任され、その補欠として清水真人君が選任をされました。
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塩田博昭(公明)
それでは、引き続き御発言願います。
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平木大作(公明)
公明党の平木大作でございます。
今日は、四人の参考人の皆様、大変に貴重な御意見をいただきましてありがとうございます。
初めに、菅野参考人にお伺いをしていきたいと思います。
この、おっしゃっていただいた身の丈に合ったインフラ復旧というのがなかなか、頭では分かるんだけれども、実際なかなかどう進めたらいいのかなというのを常々悩むところかなというふうに思っています。
私も、被災地行きますと必ず最初に言われるのは、もうとにかく国の補助率をすぐ高い補助率でもらえるように動いてくれという話ですし、もう実際に被災をしてしまってからだと多分そういうアクションにしか…
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- (上の発言)
38菅菅野拓大阪公立大学大学院文学研究科人間行動学専攻准教授
御質問ありがとうございます。
まさに、難しいんですけれども、災害の現場で思うのは、災害対応というのは、何か言葉は悪いんですけど、葬式のような感じなんですね。例えば、結婚式というのはみんなやりたいからどんどんと新しいものにしていったわけです。でも、葬式って急にやってくるから古いものをずっと続けるんです。そういう感じがしていまして、だから今の社会に合わないメニューだけがそこに残っていて、それでやらなきゃいけない。補助率を考えると、自治体からしても、高度成長型の言わばインフラを全部戻すという方が得だって、こういうメニュー設計になっているんですね。これが結局苦しさということになります。
これは先ほど加藤先生が言われたことと同じで、やっぱり急に考えなきゃいけないから、そんな簡単にできない。今回もモデル的には、分散型の水と言われたりとか、マイクログリッドとかオフグリッドという形で試行されたりとか、合併浄化槽の方にも補助を付けていただくと、こういったことができるようになりましたが、それもかなり瞬発力の中でそういうものを、言わば一月、二月の段階から、二〇二四年の、言い出さないと、とてもじゃないけどって、こういう話なんですね。やっぱり、それはできることは限られるということですので。
やはり、平時から自治体の方々が持続可能な形で選択できるメニューをどれぐらい作っておくか。それを災害時にも例えば補助率を上げて使うんだと。例えば、水道を、冷静に考えると、もう一度引き直して今の人口下でやれば破綻するのは見えているというときに、平時はやらないわけですよね。その代わり、違う水のモデルを入れましょうと、こういう話ができるので、こういったものをできる限り平時から後押ししておいて、災害時にもそのまま使えるんだと、こういう構造にしておくということがすごく大事なことなんではないかなというふうに考えています。
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平木大作(公明)
もう一問、菅野参考人にお伺いしたいんですが、この餅は餅屋の災害対応ということで、本当に、ある意味プロの力もしっかり借りながら適材適所でやっていくということかというふうに受け止めたんですけれども、これ多分、国に言うと、結構もうできているんですよという話を多分したがるのかなとも一方でちょっとお伺いしながら感じていまして。
例えば、例で言っていただいた物流のところなんかでいくと、やっぱり割と最近のその大型の災害のときというのは、やっぱり経産省が割と出張って出てきていて、大丈夫ですって言うんですよね。いわゆるコンビニ物流に結構いろんなものが乗っかっているんです…
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40菅菅野拓大阪公立大学大学院文学研究科人間行動学専攻准教授
そうですね。多分、外から持っていく分には非常に頑張られているというのが実際なんですが、現場のニーズと合わない、マッチしないという。それはなぜなのかというと、ニーズの吸い上げが市町村、都道府県と上がっていくわけですね、そこを仕切っている方は物流なんかやったことない人、これに尽きるなというふうに思っています。
実際には、例えば、避難所に入られているDMATの方の方がよっぽどニーズをしっかり把握していて、ダイレクトにその物流の方々に頼めれば解消するなんということもあります。こういうところがまさに餅は餅屋という世界だと思いますね。でも、それをするには、自治体の…
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平木大作(公明)
ありがとうございます。
続いて、加藤参考人にお伺いをしていきたいんですが、お話の中でやはり度々出てきたのは、やっぱり事前の取組の重要性ということなんだろうと思っていまして、先ほどの私の菅野参考人に対する問いともやっぱり重なるところなんですけど、例えば復旧復興のこの障害を事前に取り除いておくですとか、事前にこの対応支援を整備しておく。割とこの辺は何か、どこからやろうかなということさえ見えてくれば取りかかれるような気がするんですが、やっぱり事前に適切な復興像をつくるみたいなところになると、急にハードルがやっぱりちょっと高いのかなという気がいたします。
実…
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