中野洋昌 (公明党)国土交通大臣

2025年6月12日・第217回国会 参議院 国土交通委員会 第19号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 134 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 194 発言)

お答え申し上げます。

川辺川の流水型ダムの整備に当たりましては、計画上必要となる治水機能の確保と事業実施に伴う環境への影響の最小化の両立を目指しております。

具体的には、川辺川ダムが環境に与える影響の低減を図るために、通常時は水をためない流水型ダム、先ほど御指摘ありました、流水型ダムを採用するとともに、環境大臣や熊本県知事、学識者などから御意見をいただくなど、環境影響評価法に基づくものと同等の環境影響評価を行い、そして、水質や動植物、生態系、景観などに与える影響やその環境保全措置等について取りまとめておりまして、ダムの完成後もアユの餌場や産卵場となる平瀬はダム建設前と比べほぼ同程度残ると予測をしております。

また、ダム本体の設計に当たりましては、可能な限り現状の水面幅や河床の状態を再現できるように、高さの違う河床部の放流設備を三門設置をし、さらに、放流設備の下流側には通常設ける副ダムを設置をしないこととするなど、アユなどの魚類を始め多くの生き物の移動経路が確保できる構造としております。

また、更なる環境影響の最小化、環境創出に向けまして、環境保全措置等の実施に向けた計画の具体化や、現地調査や現地での試行、実証、数値解析や実験による技術的検討への助言等をいただくことを目的としました有識者から成る川辺川の流水型ダムに係る環境保全対策アドバイザリー会議を設置をいたしまして、第一回を六月の十三日に開催をすることとしているところでございます。

今後とも、このような場も活用しながら、環境影響の更なる低減や、並びに環境再生、創出に向けて取り組んでまいりたいと考えております。

前後のやりとり

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