松本尚 (自由民主党)外務大臣政務官

2025年5月12日・第217回国会 参議院 行政監視委員会 第3号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 162 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 167 発言)

浜田委員の御質問にお答えしたいと思います。

まず、最初の質問でございますけれども、委員おっしゃるとおり、一九九二年に我が国はイラン国籍者の不法就労問題がありまして、これを背景に、一九七四年から実施されてきた同国に対する査証免除措置を一時停止をしております。これは廃止ではございませんので、確認をしておきたいんですけれども、一時停止をしております。

この結果の評価についてでございますけれども、この不法滞在数がどれぐらい減ったか、あるいは検挙者数がどれぐらい減ったかというのの原因というのは、要因は一様ではないというふうに認識をしております。

その理由は、当該国の国情、国の情勢であるとか、あるいは我が国や当該国の経済状況であるとか、こういったものは常に一定ではございませんので、そういった中において、多くの不法残留者が入ったり、あるいはそれが減ったりということですので、このビザ、査証免除の措置、一時停止がどれぐらい評価があるかということは、一様には申し上げることはなかなか困難だというふうに思います。その上で、この結果、イラン国籍者の不法在留者数及び検挙人数につきましては、一時停止後以降、減少傾向にあるのは、これは間違いございません。

さて、その上で、そういった評価の中で今回のトルコとの査証免除措置の件でございますけれども、日トルコ間の人的交流の促進を通じた両国間の友好的な関係というのは、この査証免除ということが非常に貢献をするというふうに思っています。

したがって、今回、トルコとの間は、これまでも犯罪の防止や出入国在留管理上の懸念を解消するところに向けて両国間で領事局当局間で対話、協力を行い、今その強化を進めているところでございます。したがいまして、今委員御指摘のトルコに対する査証免除措置を直ちに停止する必要があるとは外務省としては考えてはおりません。

引き続き、こういった動向を見ながら実施状況を不断に検討していきたいというふうに思っております。

ありがとうございます。

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