芳賀道也 (国民民主党)

2025年5月12日・第217回国会 参議院 行政監視委員会 第3号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 112 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 167 発言)

お答えいただきありがとうございます。

現場の声を聞いていると、この処分場がないというのがやっぱり遅れの大きな原因になってきていますので、是非、中野大臣、期待していますので、国が大きな指導力を発揮していただければと思います。

次に、新潟山形南部連絡道路は、新潟県村上市から山形県高畠町の高規格道路、日本海沿岸東北自動車道と東北中央自動車道をつなぐ延長八十キロの高規格道路。冬になると雪深いこの地域に高規格道路を通して、冬の時期も交通を途絶えないようにしてほしいというのがこの地域の皆さんの長年の悲願です。国交省の羽越河川国道事務所のホームページによれば、この連絡道路で、現在、新潟県内で工事しているのが鷹ノ巣道路、新潟県関川村下川口から片貝までを結ぶ延長五キロの高規格道路です。

配付資料の両面を御覧いただきたいと思うんですが、二〇二一年、令和三年十一月に北陸地方整備局が出した道路事業の再評価説明資料の鷹ノ巣道路の部分、配付資料の一ページを御覧いただくと、令和五年に完成した一号橋梁について、当初はクレーン架設という工法でJR米坂線をまたぐ橋を工事する予定だったのが、JR東日本からの要望を受けて、送り出し架設という工法に変わったと明記されている。橋脚に架かる橋桁をクレーンでつり上げて橋脚に乗せる工事から、橋桁を横に送り出す工事へと変わったわけです。この変更で、工事費十八億円が余計に掛かりました。

またさらに、配付資料の二ページ目を御覧いただきたいと思います。米坂線の終電後から始発前までの線路閉鎖時間内に工事を行うに当たって、地震があっても安全に送り出しが行えるよう耐震設備も追加すべきだとJR東日本から注文が付いて、更に十二億円の費用が上乗せされました。北陸地方整備局の資料、配付資料の二ページを見ると、JR東日本の要望による追加費用が合わせて三十億円に上っています。

そこで、国交省に伺います。

JR東日本がJR米坂線の安全な運行のために鷹ノ巣道路の工事に当たり三十億円余計に負担をさせたことは、JR東日本がこれからも米坂線の運行を続けるという意思の表れです。二〇二二年、令和四年八月の大雨による土砂災害が原因でJR米坂線の山形県の今泉から新潟県の坂町まで不通になり、現在バス代行中。JR米坂線復旧検討会議が、山形県、新潟県と沿線自治体、JR東日本、そしてオブザーバーの国交省で組織されています。この検討会議で、JR東日本がJR米坂線を廃止する、あるいはバス代行に移行させる、こうした提案は、鷹ノ巣道路の工事で米坂線の安全な運行のために三十億円余計に支出されたことに矛盾しています。禁反言の原則、自分が取った行動に矛盾する主張をすることは許されないという原則を犯しております。

この点について、国交大臣の御見解を伺います。

前後のやりとり

108の発言を見る

116の発言を見る