ありがとうございます。
実は、二〇〇三年に衆議院の憲法調査会に呼んでいただいたことがあって、そのときに二院制の今後の必要性はいかんというふうに問われたので、非常に正直に、いや、二院あった方がいいと思いますということを言わせていただきました。やや、その思いはそんなに変わっておりませんで、その二つの院それぞれの立場からこの行政を監視していくという意味はあるだろうというように考えてはおります。引き続きそういう思いを持っています。
一院制のメリットというのもあるんでしょうけれども、具体的に、いや、不穏な発言ですね、参議院の活動でどれがどう行政監視に役立ったのか、象徴的、代表的事例を挙げろとか言われると、その用意は今していないので困るのですけれども、全般に、この二つの院でのこの審議があり、そして選挙がありという中で、行政に対するコントロールということが利いているように思っております。そうした中で、こうした行政評価を使いながら行政監視を行う委員会が設けられていることは、私たちのような研究をする立場からはとても有り難く思っています。
最後に一言申し上げますと、とはいうものの、この政策評価に同じく、西出先生と同じく政策評価の専門家なので申し上げますと、実は一番輝くのは皆様の常識にとかイメージに反することを科学で明らかにする場合ですよね。ですので、効果があると思っておられるけど実はないんじゃないかとか、効果がないと思っていますがありますよということを研究で明らかに、研究的手法で明らかにするのが政策評価が一番輝くときなのですが、非常に嫌がられる役割ということでございますので、そういう意味では、先ほど御質問いただいて回答したように、参議院や衆議院のような国会の附属機関みたいなところで取り組むというのも一つの考え方かと思いますし、また、今まで話題に出ていないこととしては、大学の個々の研究者が責任を持って行うような政策研究みたいなものでそうしたことを行うことを一定尊重していただくみたいなことはあるのかなと思います。
そうしたことがないと、やはり人がやられている政策をうまくいっていると言った方が喜ばれるものですから、逆に人のやっていることを良くないと言うと、ひょっとすると研究費が付かなくなるんじゃないかとかいう心配になってやらない人が増えてくるんじゃないかなとか思ったりするところでございますが、それは研究者が行うものなんかも、政策評価的な、EBPM的なものもありますので、そうしたものにも目を向けて尊重していっていただくみたいなことが社会の中にあればいいのかなと思ったりはしております。
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大島九州男(れいわ)
いや、まさにAIとか今はコンピューターのああいう時代ですから、例えば人口規模これぐらい、福祉政策でこういうことをやりたい、ピッピッピッとやると何かばっと出てくると、そういうイメージになるのかなというふうに思っていますが、そんな感じでいいですかね。
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91西西出順郎明治大学公共政策大学院教授
おっしゃるとおりで、さっき職員さんの話が出ました。私は、そういう専門的な職員さんを育成をしっかりしていかなくちゃならないという話をします。その一方で、こういうような情報は、専門性な知識がある、若しくはそういうような引き出しをうまくコントロールできる人間じゃないとできないような設計じゃ絶対駄目なんですよ。一般の職員さんがちょこちょこちょこっと、まあ余り品のない言い方ですけど、入力してすぐに引き出せるような状況にまで持っていく必要があると。でないと宝の持ち腐れになってしまうわけですね。
ここは非常に重要な点で、このような形でのデータの収集という、データの一…
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大島九州男(れいわ)
いや、もう私もずっと市会議員やっていましたので、だから窓口の人のその能力でいろいろ違ってくる、そういうことをなくすためには、先生がおっしゃるような形を早くきっちりみんなが使えるようになるといいなというふうに思います。ありがとうございます。
それでは、窪田先生、これもまた漠として先生答えづらいと思うんですけど、この行政監視委員会というのは、参議院は決算と行政監視だというふうに我々はこう言っているわけですけれども、じゃ、日本の国会は行政監視って機能しているのというふうに、先生がそういう学問的に見られて、この行政監視、日本はどうですか。
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- (上の発言)
93窪窪田好男京都府立大学学長特別補佐・公共政策学部教授
ありがとうございます。
実は、二〇〇三年に衆議院の憲法調査会に呼んでいただいたことがあって、そのときに二院制の今後の必要性はいかんというふうに問われたので、非常に正直に、いや、二院あった方がいいと思いますということを言わせていただきました。やや、その思いはそんなに変わっておりませんで、その二つの院それぞれの立場からこの行政を監視していくという意味はあるだろうというように考えてはおります。引き続きそういう思いを持っています。
一院制のメリットというのもあるんでしょうけれども、具体的に、いや、不穏な発言ですね、参議院の活動でどれがどう行政監視に役立ったのか、象徴的、代表的事例を挙げろとか言われると、その用意は今していないので困るのですけれども、全般に、この二つの院でのこの審議があり、そして選挙がありという中で、行政に対するコントロールということが利いているように思っております。そうした中で、こうした行政評価を使いながら行政監視を行う委員会が設けられていることは、私たちのような研究をする立場からはとても有り難く思っています。
最後に一言申し上げますと、とはいうものの、この政策評価に同じく、西出先生と同じく政策評価の専門家なので申し上げますと、実は一番輝くのは皆様の常識にとかイメージに反することを科学で明らかにする場合ですよね。ですので、効果があると思っておられるけど実はないんじゃないかとか、効果がないと思っていますがありますよということを研究で明らかに、研究的手法で明らかにするのが政策評価が一番輝くときなのですが、非常に嫌がられる役割ということでございますので、そういう意味では、先ほど御質問いただいて回答したように、参議院や衆議院のような国会の附属機関みたいなところで取り組むというのも一つの考え方かと思いますし、また、今まで話題に出ていないこととしては、大学の個々の研究者が責任を持って行うような政策研究みたいなものでそうしたことを行うことを一定尊重していただくみたいなことはあるのかなと思います。
そうしたことがないと、やはり人がやられている政策をうまくいっていると言った方が喜ばれるものですから、逆に人のやっていることを良くないと言うと、ひょっとすると研究費が付かなくなるんじゃないかとかいう心配になってやらない人が増えてくるんじゃないかなとか思ったりするところでございますが、それは研究者が行うものなんかも、政策評価的な、EBPM的なものもありますので、そうしたものにも目を向けて尊重していっていただくみたいなことが社会の中にあればいいのかなと思ったりはしております。
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大島九州男(れいわ)
今先生が、何で私が窪田先生にそういう話をしたかと、言いにくいことも言ってくれるんだろうなと思って先生に向けたんですけど、大事なことで、結局、いいことを言っても、いいことはそのまま放っておけばいいわけで、悪いところをどう改善していくかということが非常に大事なんですよね。
だから、この国会も、政府としてはいろんな何か痛いところつかれるの嫌だなという考え方を持っている人がたくさんいらっしゃるのか、なかなかそういうその指摘をしてそれを改善しようとするような委員会になっていないなというのがあって、特に先生が今おっしゃるように、問題があることをどんどんテーマとして…
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95窪窪田好男京都府立大学学長特別補佐・公共政策学部教授
ありがとうございます。
実際、相互に尊重をしながら指摘をし合う、そしてつくり上げていくという、これは文化なのか風土なのか、なかなか分からないですが、こうしたものを各界に醸成していく、そして国会の中にも是非つくり上げていっていただきたいと。本当に難しいなというふうには思いますが、そして、この委員会のますますのそうした活動の御発展をお祈り申し上げております、期待もしております。
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大島九州男(れいわ)
ありがとうございます。以上で終わります。
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