猪瀬直樹 (日本維新の会)

2025年5月13日・第217回国会 参議院 厚生労働委員会 第12号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 94 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 203 発言)

そこなんだけどね、この調剤報酬ってよく分からないんですよ。資料七ですけれども、調剤報酬の体系、これいろいろ改定されているんですけれども、これまだ分かりやすい方なんだけど、もう無限にあるんですね、これ。物すごい加算の名前が、新たな加算というのはどんどん付いていくんです、何とか管理料とか。厚労省の担当者でも全部把握していないんですよ。それ、何度も話しましたから、正直言っていましたよ、それをね。

例えばこういう本あるんです。(資料提示)調剤薬局の現場で報酬の点数計算をする薬剤師さんのためのガイドブックなんですけど、こんな分厚いんですね、これ。これ、物すごいいろんな加算について書いてある。こういう、もうこれ見ないとできないんですね、計算も。だから、こんなになって、これは、だから、ほんの表面のところだけを先ほど見せたんだけど。こういうガイドブックが必要なので、どんどんどんどん温泉旅館の建て増しみたいにできていって、あっちできてこっちできて、そのまた次の建物がまたできているみたいなね。

なぜこういうことになるかというと、業務が追加されたり調剤報酬のプラス改定があると、それをいろんな項目に配分して点数を上げるわけですから、逆に政策的な使命を終えたりしている不要となった項目を削除したり廃止したりするルールが明示されていないんですよ。だから、一方的に増えるままになって、つまり雑草の刈り取りしていないので、こんな役人にも把握し切れない複雑怪奇な報酬体系ができてしまったんです。

で、複雑過ぎて手に負えなければ、普通、一般市民はもちろん、政治家でも手を突っ込むのはちゅうちょしてしまいますよ。言わば非関税障壁じゃないけれども、分かんないんです、それがね、隠れちゃっていて。それをまた、それは隠すことを目的だとはまだ言いませんけど、これ、シンプルに簡略化すればみんな助かるんじゃないんですかね。だから、役所も仕事が減るし、毎日この複雑な調剤報酬の計算をしている薬剤師も助かりますよね。その薬剤師の仕事を対人業務に本当にシフトするんなら、こういう事務作業、どんどんシンプル化すりゃいいんですよ。

この複雑怪奇になってしまった調剤報酬の体系を抜本的に見直して、もっとシンプルにしていくという考えはないか、見解を求めます。

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