猪瀬直樹 (日本維新の会)

2025年5月13日・第217回国会 参議院 厚生労働委員会 第12号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 86 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 203 発言)

目標値がないという答弁なんですね、今の。これ、医療費の膨張に打つ手がないと言っているのも等しいですよ。

次の資料四。

これはね、分かりやすく、僕も何か月か一回に病院行っていますからね、こういうのもらうんですよ。皆さんもよく明細見てくださいね。お医者さんのときの明細は見るけど薬局の明細は見ない人多いんですよ。是非見てくださいね。

これは三月六日の予算委員会で僕が示したものですけれども、院内処方と院外処方、つまり、病院の中で処方してもらうのと病院の外の門前薬局で処方してもらう場合と、調剤に掛かる診療報酬の違いを示しています。

もちろん、医薬分業ですから、院内処方はほとんど減ってきまして、門前薬局で院外処方をするケースがほとんどになってきているんだけれども、一応これ、その差、院内処方をまだやっていますからね、この違いは何かということです。

これ、まあ典型的な例で、僕のと同じようなものですけれども、一回の処方で、院内だったら三百二十円で済むところを、院外だと調剤技術料が二千三百八十円と、三百円が二千三百円になっちゃうんですね。何とその差は七・四倍です。そういう、二千六十円になっちゃう。この処方箋の年間発行枚数が八億六千万枚ですから、掛け算すると、これだけで一兆八千億円の差になります。これが医薬分業の政策コストなんですね。

つまり、医薬分業を推し進めるために、昔お医者さんぼろもうけしたからね、だから薬局、別にしましょうと、医薬分業を推し進めるための政策コストがどんどんどんどんここで独り歩きして膨らんでいったんですね。

なぜこんなに大きな差が付いたのかと。院内、院外のそれぞれの薬剤師が行っている業務、これは同じことやっているんですよ、院内の薬剤師も院外の薬剤師も。でも、何でこういう価格差がこれ正当化するのかと。正当化するという何か違いあるのかと、これ。この政策コストの価格差を負担しているのは患者である我々なんです、結局ね、保険料負担しているのは。

その負担者に納得のいく説明を、大臣、してください。同じことしているわけですからね。

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