森本真治 (立憲民主党)

2025年3月24日・第217回国会 参議院 厚生労働委員会 第4号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 69 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 167 発言)

そういう中で、今広島県としても対策を取らなければいけないということで、一つは、若い医師の皆さんにしっかりと、この先ほどのアンケートにもあったように、様々な知見であったり技術というかですね、それを地方でもしっかりとやっぱり培っていただくというような環境をつくっていかなければならない。高度医療の人材育成ということもありますし、しかも、そもそも処置困難な病院が多くて受入れができていないという課題に対応するためには、今のこの医療資源の分散ですね、これを集約化していこうという今取組をされていらっしゃいまして、広島県として、大都市圏、東京や大阪の病院に負けない、そういう高度医療の提供を目指したいということで今取組が進められているところでございます。

その中で、理事の皆さんにも視察をしていただいたんですが、広島駅の北口に新たな新病院を建設しようということで、これは、広島県病院とJR病院さん、そして中電病院ですね、中国電力さんの病院を統合した新病院という計画だということの御説明をしていただいたわけでございます。

それで、先ほど高木議員もちょっと指摘された中で、基金でしたかね、活用が差があるということもあったんですけれども、その中で、やっぱり関係者の合意形成、これが非常に難しい中で、広島県は本当に関係者の皆さんが御尽力をいただいて理解をしていただいてこうして再編が進んでいるということで、是非この広島モデルというのを実現をしなければならないということは、私も地元の議員としての強い思いを持っています。もちろん、これ広島だけの話ではありません。全国でもこのような取組が進むためにも絶対に失敗させてはいけないと、そういう思いもあるわけでございますが。

そこで、その一方でなんですけれども、今非常にこの暗雲が立ち込めておりまして、今県議会でも様々な議論が起きているんですが、これは資料の一を御覧になっていただきたいというふうに思うんですが、この新建設に当たってのコストですね、もう皆さん御案内のとおりですけれども、資材高騰であったりそういう中で、当初、これ一千三百億円から一千四百億円と試算していたのが、もう大幅にこれが、予算が上振れをしてしまうというような中で、計画の見直しが余儀なくされていると、今、いうことなんですね。高度医療ですね、大都市に負けない高度医療をしっかりと地方でもという思いでも、なかなか計画どおりいかなくなってしまうということを非常に心配をします。

これは、あと資料二もあるんですが、実は、既存の公立病院、これは中国新聞、中国地方の公立と書いてありますけれども、老朽化対策というか、建て替えをしようとしてもなかなか、同じように建設コストがどんどん上がっているということで、計画の中止というようなことがもう各自治体で起きているということですね。これはもちろん全国でこのような状況があるのではないかなというふうに思います。

それともう一つは、やっぱりもう現下のこの経営危機ということが、予算委員会でも取り上げさせていただきましたけれども、もう今、各地で起きておりまして、これ新聞記事でも、これ兵庫県の県立病院が全部で十の病院、これ百億円ですよ、赤字がですね。滋賀のこれは市立長浜病院と、もう一つ、市立の湖北病院、これ二病院で二十四億円、宮崎でも二十一億円とか、北海道室蘭市民病院も十九・八億円とか、沖縄県立病院も百億円。

これはもう、何十億、百億レベルの赤字が軒並み各地で発生しているということで、将来のこの建て替えとかというようなこともなんですけれども、新たな構想を作ろうということだけではなくて、現下の状況も大変厳しくなっているということはもう議論が既に行われているということでございます。

それで、是非これはお伺いしたいんですけれども、予算委員会でも聞きましたけれども、今、様々なこの対策というのを、財政措置、財源措置というのをされておりますけれども、こういう億単位の赤字というものは、今のこの対策、考えられる対策で解消されるんですかね。実際どうなんでしょうか、その辺りは。

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